今日の難読漢字は
「混沌」
「倣う」
「焚く」
の3つです。
さて、なんと読むか分かりますか?
目次
まず最初の難読漢字は「混沌」!
「混沌」は、英語にすると「chaos」で、カタカナにすると「カオス」です。
なんとなく色んな物が混じっている様子、というイメージで合っています!
イメージはわかるけど読み方が分からないと言う人に、ヒントをご紹介していきます。
「混沌」読み方のヒントは?
まず「混」は、まじる・まざる・まぜる・こむと読み、
「混浴」「混雑」「混乱」などとも読みます。
「沌」は、ふさがる、とん、どん、しゅん、じゅん、てん、でん、と読み、
ふさがる、水が流通しない、物事が成立する前のけじめのつかない状態を指します。
ふたつ合わさった「混沌」は、無秩序でまとまっていない状態という意味です。
自分の中の秩序がまとまらない状態、
例えば魚屋さんの中で生魚に挟まれるように焼き立てベーカリーがむき出しで置いてあったり、
コンビニの冷蔵庫の中にウエットティッシュが置いてあったりすることです。
もし本当に、これらのことが実際にあったらなかなか「混沌」な状態ですね。
ひらがなにすると「〇〇〇〇」です!
さあ、もうわかりましたか?
「混沌」の読み方、正解は・・・
正解は、「こんとん」です!
混沌していると、不安定な気持ちになってしまいますね。
ぜひ、覚えておきましょう。
次の難読漢字は「倣う」です!
模倣(もほう)の「倣」で「倣う」と書いてなんと読むか分かりますか?
何気によく使う言葉です。
もちろん(ほうう)じゃありません!
さて、なんと読むでしょうか?
「倣う」の読み方のヒントは?
漢字で書くことはあまりありません。
しかし幼稚園から使っている言葉です。
「前へ倣え!」「右へ倣え!」
など、ある事を見本として、それに従うこと、真似をする事です。
大人になってからも「前例に倣う」のが一番楽で近道ですよね。
ひらがなにすると「〇〇う」です!
さて、もうわかりましたか?
「倣う」の読み方、正解は・・・
正解は、「ならう」です!
案外読めない漢字のひとつです。
ぜひ、覚えておきましょう。
最後の難読漢字は「焚く」!
昔はガスを焚いたり、薪を燃やしてお風呂を焚いていたので、
「お風呂を焚く」
という言葉が一般的でしたが、最近では常にお湯が出る状態なので
「お風呂を入れる」
と言いますね。
「焚く」読み方のヒントは?
「焚く」は燃料となる物を燃やすという意味です。
他にも「フラッシュを焚く」「線香を焚く」というように使います。
「フラッシュを焚く」とは、カメラのフラッシュ(ストロボ)の事です。
ひらがなにすると「〇く」です!
もうわかりましたか?
「焚く」の読み方、正解は・・・
正解は、「たく」です!
「炊く」は食べ物に対して使い、「焚く」は燃料となる物を燃やす事に対して使います。
ぜひ、覚えておきましょう。