漢字読み講座

【「火を食う鶏」なら「ひくいどり」ですが、これは「くうひどり」??】「食火鶏」、あなたは読めますか?

一見、「ひくいどり」?と思ってしまいますが、よく見ると順番が逆になっていますね。

 

「火食鳥」ならまだしも、最後の文字も「鶏」ですし、確信が持てないところです。

 

そもそも「ひくいどり」だけ聞くと、ゲームの中に出てきそうな「火を吐く鳥」や「炎をまとった不死鳥」のようなイメージがありませんか?

 

そのため、ゲームの中ではなく「ひくいどり」が実在しているのかも怪しくなってきました・・・。

 

もしかして、「火が通りやすく、食用として開発した鶏」のことかも!?

 

「食火鶏」の読み方のヒントはコレ!

ヒント① 「〇〇〇どり」の5文字です。

ヒント② これはダチョウに似た姿形をしています。

ヒント③ 最初の文字は「ひ」です。

 

「食火鶏」の読み方の正解は・・・・?

正解は、「ひくいどり」です!

 

えー!やっぱり「ひくいどり」なんですね。

 

確かに、順番を合わせた「火食鳥」の方が一般的には表記されますが、トサカがあることから「鶏」の字を使い、さらに順番も逆にした「食火鶏」とした表記もあるんです。

 

ちなみに、「ひくいどり」は実在していて、ダチョウを少し小さくして、頭にトサカをつけた見た目をしているのが特徴です。

 

顔や首のあたりは青色、トサカは黄色、喉には赤い肉垂れがあるなど、かなりカラフルな鳥なので、「火を食う」よりは「火をまとう」の方が合っている気がします。