漢字読み講座

【春の季語】「春宵」って何て読む?「はるよい」と読んでしまっていませんよね?

「春宵」

これ、何と読むかわかりますか?

 

見るからに春の季語ではありますが…

 

さあ、あなたは何と読みましたか?

 

「春宵」読み方のヒント!

「宵」という漢字に馴染みがない方がいるかもしれません。

 

「今宵」「宵の口」

など「夜」を表す言葉です。

 

この2つは「よい」と読むのですが、

「春宵」は「はるよい」ではありません!

 

さて、読めましたか?

 

「春宵」の読み方、正解は…

気になる正解は…

 

 

 

 

「しゅんしょう」

です!

 

「春宵」は漢字そのままの、

「春のゆうべ」「春の夜」という意味の言葉です。

 

春の季語の一つで、

元は故事成語の「春宵一刻値千金(しゅんしょういっこくあたいせんきん)」

という言葉が元になっています。

 

「春宵一刻値千金」は

「春の夜は趣に富み、そのすばらしさは千金にも値する」という意味。

 

転じて、美しい春の夜の心地よさや、

春の宵の楽しいひと時のことを「春宵一刻」と言ったりします。

 

もし会食をした後にお礼のメールなどで

「春宵一刻値千金の言葉がふさわしい、楽しい会でした。」

と書き添えれば、相手からの印象も良くなりそうですよね。

 

聞きなれない言葉ですが知っていて損はない、

美しい春の季語「春宵」。

しっかりと意味も覚えて、使ってみてくださいね!

 

 

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toi
コーヒーと文房具とディズニーをこよなく愛するライター。 漢字検定2級を取得しています!