「肯定(こうてい)」の「肯」だということは多くの人が知っているはずですが、「肯く」は読めますか?
「こうく」?
・・・残念ながら違います。
「せく」「はいく」?
「背(せ・はい)」に似ている感じだけど、これも違います。
それではンと読むのか、さっそく見ていきましょう!
「肯く」の読み方のヒントは・・・?
「肯く」の「肯」の漢字の意味にヒントが隠されています!
- 承知する。よしとする。
- あえて・すすんで~する。
- 骨の付いた肉。⇒転じて物事の急所・要点
上記のような意味をもつ「肯」。
「肯く」は、①の意味で使われます。
承知する・よしとする時に、あなたはどんな身振りをするでしょうか?
首を縦に振りますよね・・・
それは「〇〇〇く」です!
もう分かりましたよね?
「肯く」の読み方の答えは・・・
正解は「うなずく」でした!
「うなずく」は、「肯く」の他に「頷く」とも書きます。
ちなみに、肯定するときは首を縦に、否定するときは首を横に振るジェスチャーは世界共通ではないんです。
ブルガリややパキスタン、インドなどでは、首を左右に振ることで肯定を表すそうです。
また外国の人にとっては。日本人が相づちで首を縦に振るジェスチャーが肯定の意味で肯いているのと同じに見えてまぎらわしい場合があるんだとか。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!