今日の難読漢字は
「浜木綿」
「羊歯」
「木賊」
以上、3問です!
さあ、挑戦してみてください。
目次
1つ目は「浜木綿」
「浜木綿」って何て読むか分かりますか?
(はまもめん)ではありません。
(はまきわた)でもありません。
実は、植物で、花びらが木綿(もめん)の糸に似ていることから名付けられたと言われています。
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「浜木綿」の読み方のヒントは?
ヒント① 花の名前です。
ヒント② ひらがな4文字です。”〇〇〇〇”
ヒント③ 古くは『万葉集』の和歌にも出てきます。
ヒント④ 夏に白い花を咲かせます。
何と読むかわかりましたか?
「浜木綿」の読み方、正解は……
正解は……
「はまゆう」
です!
「浜木綿」は夏に海辺の近くに咲く花で、白くて細い6枚の花びらを反り返らせて10~20輪ほどの花を咲かせます。
花言葉は「どこか遠くへ」「汚れがない」などです。
和歌の世界では、「み熊野の浦」といえば「浜木綿」が連想されます。
また、「浜木綿」は葉が幾重にも重なっていることから「あなたへの思いが幾重にも重なっています」という思いを表しています。従って、「浜木綿」が出てくる歌は基本的に恋の歌です。
「浜木綿」が出てくる和歌は、切なさに溢れています。
どこかで「浜木綿」を見たときは、恋の歌を思い出してみてください。
2つ目は「羊歯」
「羊歯」って何て読むか分かりますか?
(ようば)ではありません。
(ひつじは)でもありません。
植物の名前です。
葉が羊の歯に似ていることから名づけられたという説がありますが、諸説あるようです。
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「羊歯」の読み方のヒントは?
ヒント① 花が咲かない非種子植物です。胞子で繁殖します。
ヒント② ひらがな2文字です。”〇〇”
ヒント③ ギザギザした葉っぱが特徴です。
ヒント④ 地球上に現れたのは、4億年以上前と言われています。
ヒント⑤ 正月の鏡餅と一緒に飾られています。
何と読むかわかりましたか?
「羊歯」の読み方、正解は……
正解は……
「しだ」
です!
「羊歯」は花が咲かない植物ですが、たくさんの花言葉があります。
「夢」「愛らしさ」「誠実」といったものや、夏至の夜に花を咲かせるというヨーロッパの言い伝えから「魅惑」という花言葉も持っています。
また「羊歯文様」といって、和食器や着物に「羊歯」の葉の模様が使われています。
「羊歯」は繁殖力が強いため「商売繁盛」「子孫繁栄」などの象徴とされています。
3つ目は「木賊」
「木賊」って何て読むか分かりますか?
(きぞく)ではありません。
(もくぞく)と読むこともありますが、(もくぞく)は漢名(主に動植物の中国での名称)です。
一般的な和名をお答えください。
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「木賊」の読み方のヒントは?
ヒント① 植物の名前です。
ヒント② ひらがな3文字です。”〇〇〇”
ヒント③ 常緑性のシダ植物で、つくしの仲間です。
ヒント④ 日本庭園などでよく見かけます。
ヒント⑤ 花も葉っぱもなく、茎だけの植物です。
何と読むかわかりましたか?
「木賊」の読み方、正解は……
正解は……
「とくさ」
です!
「木賊」の花言葉は「非凡」「率直」などがあります。
「木賊」は「十草」「砥草」とも書きます。
「木賊」は表面がざらついていますので、昔は乾燥させてヤスリとして使ったり、歯みがきに使われていたようです。
昔は「金を「木賊」で磨くとピカピカになる」と言われ、縁起のいいものとされていました。
今でも、縦じまが特徴的な「十草柄」は金運を招いてくれる縁起のいい絵柄として食器などに使われています。
最後までお読みいただきありがとうございました!