今日の難読漢字は
「不倒翁」
「御弾き」
「浮子」
以上、3問です!
さあ、挑戦してみてください。
目次
1つ目は「不倒翁」
「不倒翁」って何て読むか分かりますか?
(ふとうおう)とも読みます。
しかし(ふとうおう)では何を表しているのかが分かりにくいです。
もっと馴染みのある読み方があります。
「不倒」ということば通り「決して倒れないこと」が特徴です。
子どものころに遊んだことがあるかもしれません。
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「不倒翁」の読み方のヒントは?
倒してもすぐに起き上がるおもちゃの名前です。
底が丸く、重心が低くつくられています。
「起き上がり小法師」とも書きます。
何と読むか分かりましたか?
「不倒翁」の読み方、正解は……
正解は……
「おきあがりこぼし」
です!
福島県会津地方の郷土玩具の1つで、縁起物とされています。
会津若松市では毎年1月10日に行われる十日市で売られています。
江戸時代初期に会津藩主が藩士たちの冬の間の内勤としてつくらせ、正月に売りに出していた風習が現在に残っています。
「風車」「初音」とともに会津三大縁起と言われています。
倒しても起き上がることから「七転び八起き」の象徴とされています。
人生も七転び八起きの精神を持って力強く生きていきたいですね!
2つ目は「御弾き」
「御弾き」って何て読むか分かりますか?
(おひき)ではありません。
「弾く」の読み方には(ひく)の他にもう一つの読み方があります。
知っていれば簡単です。
ひらがな4文字のおもちゃの名前です。
”〇〇〇〇”
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「御弾き」の読み方のヒントは?
色とりどりの小さい玉で、ガラス製や陶製のものがあります。
また、これを指先ではじいて当てたものを取り合う遊びのことです。
何と読むか分かりましたか?
「御弾き」の読み方、正解は……
正解は……
「おはじき」
です!
おはじきは奈良時代に中国から伝わったと言われています。
平安時代では宮中でも遊ばれていました。当時は小石、貝殻、木の実などで同様の遊び方をしていました。
ガラス製のおはじきができたのは明治時代後期、第二次世界大戦後にはプラスチック製のおはじきができました。
おはじきは指ではじいて遊ぶ以外にも、おはじきを倒れるまで積みあげていく「おはじき積み」や積み上げたおはじきを倒さないように抜いていく「おはじき倒し」などの遊び方があります。
現在ではインテリアとしても使われています。
3つ目は「浮子」
「浮子」って何て読むか分かりますか?
(うきこ)とも読みます。
(ふし)とも読みます。
今回はひらがな2文字で表してみてください。
”〇〇”
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「浮子」の読み方のヒントは?
実は、「浮子」にはたくさんの読み方があります。
ここでは、漁網の縁につけ水面上に浮かんで網の位置を標示する浮体の呼び方を答えてみてください。
何と読むか分かりましたか?
「浮子」の読み方、正解は……
正解は……
「あば」
もしくは
「うき」
です!
通常、漁網は浮力と重力という上下に働く力をうまくつり合わせて所定の形状を保つ必要があります。
このときに浮力を得るために用いられるのが「あば」といいます。「うけ」「うかく」などとも呼びます。
時間がたって吸水したり、水圧で変形したりして浮力が変化することがあるので、なるべく変化しないものがよいとされています。
「浮子」(うき)とも読みます。
(うき)と読む場合は、(あば)と読む場合と同じ意味も持っていますが、他にも意味があります。
浮子【うき】
2 釣りで、当たりを知るために、またえさを所定の深さに置くために、釣り糸につける浮標。棒うき・玉うき・電気うきなどがある。
3 水中に敷設した漁網の位置を知るために、網綱につける木片やガラス球。あば。
4 水流の方向・速さを知るため、また、海水浴場・プールなどで危険区域を示したり場所を区切ったりするために水面に浮かべるもの。浮標。ブイ。
出典:weblio辞書 https://www.weblio.jp/content/%E6%B5%AE%E5%AD%90
漁業はたくさんの工夫で成り立っているんですね!
最後までお読みいただきありがとうございました。