今日の難読漢字は
「蹲る」
「翳す」
「臑」
です!
あなたは正しく読めますか?
最初の難読漢字は「蹲る」!
「蹲る」は、とある動作を表した言葉です。
「〇〇〇〇る」と読みます。
思ったよりも長い読み仮名ですよね笑
さて、読めたでしょうか?
「蹲る」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「うずくまる」
です!
「蹲る」は、
「体を丸めてしゃがみこむ様子」を表す言葉です。
「立ちくらみがしてその場に蹲る」
「駄々をこねておもちゃの前で蹲る子ども」
などで使われます。
みなさんも、言葉は使ったことがあるのではないでしょうか。
また、この漢字には「つくばる」という読み方もあります。
こちらは「這いつくばる」のつくばるです。
意味は「地面にはうようにしてうずくまり、平伏する」こと。
「うずくまる」も「つくばる」も、姿勢を低くする様子を表していますね。
ちなみに「うづくまる」と書いてしまいがちですが、
正しくは「うずくまる」です。
こちらも間違えずに使えるようになりましょう!
動作としては知っていて、言葉も知っているはずなのに、
漢字にされると途端にわからなくなる「蹲る」。
しっかり覚えてスマートに読めるようになりましょう!
次の難読漢字は「翳す」!
「翳す」は、人間のとある動作を表した言葉です。
「朝日がまぶしくて手を翳す」
なんて使い方をしますよ。
さて、読めたでしょうか?
「翳す」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「かざす」
です!
「翳す」は、
「手や、手に持ったものを掲げる動作」や「手で何かをおおうこと」を表す言葉です。
「旗を翳す」
「たき火に手を翳す」
などで使われます。
下から上に何かを持ち上げる動作なので、
「万華鏡を光に翳す」という使い方もできますよ。
もともと「翳」は、
「雲が出て日が遮られる」という意味の「かげる(翳る)」で使われています。
太陽に手を翳すと、日がかげりますよね。
そんな様子から「かざす」という言葉にも「翳」の漢字が当てられたのだとか。
漢字一文字だと「かげ」と読むことがありますが、
一般的には「影」が使われています。
普通に暮らしていると、なかなか出会わない漢字「翳す」。
動作は一般的ですし、読み方は教養として覚えて損はありません。
しっかり覚えてスマートに読めるようになりましょう!
最後の難読漢字は「臑」!
「臑」は、体のある一部分を表した漢字です。
ヒントは、ぶつけるととても痛い場所。
また、ここをかじっていると非難されてしまうかも…
さて、読めたでしょうか?
「臑」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「すね」
です!
「臑」は、
「ひざの下からくるぶしの上までの部分」を表す言葉です。
「臑をぶつけて悶絶する」
なんて経験は、誰でも一度はありますよね!笑
「すね」を表す漢字は「臑」のほかに、
「脛」という漢字もあります。
「脛」の方が一般的かもしれません。
「親の臑かじり」という言葉は、
「子どもが独立せず、親に養ってもらっていること」を表した慣用句です。
なぜ「臑」なのかというと、
昔の言葉で「腕一本、臑一本」という言葉が由来です。
この言葉で言う腕とは、技術のこと。
そして臑は、歩き回れる足と体力があることを指します。
つまり「自分一人で働けるだけの力と技がある」=自立しているという意味なのです。
この言葉が転じて「自立している人にかじりついて暮らしている」ことを、
「親の臑かじり」と言うようになったそうです。
よく知られている言葉なのに、漢字だとなかなかわからないものですよね。
しっかり覚えてスマートに読めるようになりましょう!
すべて正解できた方は漢字マスター!素晴らしいです!
もし正解できなくても、これを機に学んで今後に活かしましょう!