今回は「沖する」「初々しい」「愛猫」です。
見たことはあるのに、なかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読めますか?
目次
1問目はこの漢字から!「沖する」
漢字クイズのお時間です。
「沖する」という漢字、読むことができますか?
また、この言葉の意味を答えられますか?
「沖縄」や「沖合(おきあい)」といった単語で見慣れた「沖」という漢字ですが、普段の読みとは少し異なった読み方をします。
いかがでしょうか?
「沖する」の読み方のヒントは?
難読漢字を読む際、字面の難しさやとっかかりのなさに立ち止まってしまうことも多々あるでしょう。
そうした際には「漢字の一部を読んでみる」ことをおすすめします。
例えばこの「沖」という漢字の場合、単体で読むことができる部分は「中」です。
この「中」という漢字の読み方をたどってみましょう。
正解は…
正解は…
ちゅうする
でした!
「中」から「ちゅう」という読みを連想できれば読めたかもしれません。
そして「沖する」という言葉は、「高く立ち上る」ことを示します。
「煙が沖する」のように使います。
ぜひ覚えてみてくださいね。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
2問目はこの漢字!「初々しい」
「初々しい」
「初」という漢字は、よく見かけますよね。
「初恋(はつこい)」「初めて(はじめて)」など、さまざまなシーンで使われるこの漢字。
しかし「初々しい」は、上記2つの読み方とは全く違います。
「初々しい」読み方のヒントは?
ヒントは、「物慣れしていない幼い感じ」「若々しくフレッシュにみえる」を表現する時に使います。
類語には、
「天真爛漫」
「純真」などが挙げられます。
「初々しい」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「ういういしい」
です!
「娘が小学校に入学した時の、初々しい姿が忘れらない」
「彼女と知り合って2年経つが、初々しいままである」
のように、慣れていない様子が愛らしく感じる時に使われます。
ポジティブな意味で使う場合が多く、マイナスな意味で使われることはほとんどありません。
「初」という漢字は読み方が複数あり、
「初」一文字では「うぶ・はつ」
「初心」は、「しょしん」
「初めて」は、「はじめて」と読みます。
しかし「初める」は「はじめる」かと思いきや、「そめる」と読みます。
よく使う漢字だからこそ、正しい読み方を覚えておくといざという時、恥ずかしい思いをせずにすみますよ。
最後はこの漢字!「愛猫」
今や3世帯に1世帯がペットと暮らしているとのこと。
そのなかでもなんと、猫との生活を選ぶ人の割合は4割弱との統計が出ています。
……という雑談はさておき、
じまんのウチの子を自慢するとき、
「愛猫」と言いますよね。
この漢字、正しく読めていますか?
ついつい「あいねこ」と読みたくなってしまいますが、本当は違うんです!
「愛猫」読み方のヒントは?
「愛猫」のヒントは、ずばり「猫」の漢字のつくりに注目すること!
「猫」はけものへんに「苗」がついた字ですね。
「苗」は音読みでなんと読むでしょうか?
それを思い出せたら「愛猫」もバッチリ読めると思います。
ちなみに「愛息子」を「まなむすこ」と読みますが、今回は「あい〇〇〇」でOKです。
「愛猫」の読み方、正解は……
「愛猫」の読み方、正解は……
「あいびょう」です!
読めましたか?
ワンちゃんが大好きな人のことを「愛犬家(あいけんか)」と言います。
そのため「犬(ケン)」の音読みに合わせると、「愛猫家」も「あいびょうか」と読むのが正しいのです。
……とはいえ「あいねこ」「あいねこか」と言ったほうがわかりやすいのも事実。
もしかしたら、今後は「あいねこ」読みが認められることもあるかもしれませんね!