今日の難解漢字は、
「彼は誰」
「蕃茄」
「阿列布」
「不織布」
「顰める」
です!
どれもなんとなく読めそうな漢字ばかりですが、
なんと読むか分かりますか?
目次
- 1 1つ目の漢字は「彼は誰」です!
- 2 「彼は誰」読み方のヒントは?
- 3 「彼は誰」の読み方、正解は……
- 4 2つ目の漢字は「蕃茄」です!
- 5 「蕃茄」の読み方のヒントはコレ!
- 6 「蕃茄」の読み方の正解は・・・・?
- 7 3つ目の漢字は「阿列布」です!
- 8 「阿列布」の読み方のヒントは?
- 9 「阿列布」読み方のもうひとつのヒントは?
- 10 「阿列布」の読み方の正解は・・・・?
- 11 4つ目の漢字は「不織布」です!
- 12 「不織布」読み方のヒントは?
- 13 「不織布」読み方のもうひとつのヒントは?
- 14 「不織布」の読み方、正解は・・・
- 15 5つ目の漢字は「顰める」です!
- 16 「顰める」読み方のヒント!
- 17 「顰める」の読み方、正解は…
- 18 まとめ
1つ目の漢字は「彼は誰」です!
日本語には、時刻や天候を表す言葉が豊富にあります。
「彼は誰」もその1つ。
決して「かれはだれ?」と尋ねているわけではありません。
ではなんて読むのか、一緒に考えてみましょう!
「彼は誰」読み方のヒントは?
「彼は誰」とは「彼は誰時」とも言い、明け方頃の時間帯を指す言葉です。
「彼は誰」は、薄暗い朝の時間なので、人と会ったときには、相手の顔が見えません。
そのため「あなたは誰?」「彼は誰か?」と尋ねなければならなかったのが由来と言われています。
読みとしては「〇は〇〇」で4字です。
おわかりでしょうか?
「彼は誰」の読み方、正解は……
「彼は誰」の正解は……
「かはたれ」です!
似たような言葉に「誰そ彼」がありますが、こちらは「たそがれ」と読みます。
どちらも薄暗がりのなかで相手の正体が判別しづらいことが由来になっています。
朝方を表すときは「彼は誰」、夕方を表すときは「誰そ彼」と言うので、間違えないようにしましょう!
2つ目の漢字は「蕃茄」です!
「蕃茄」は「ばんか」とも読み、このままでも通じる方は「野菜ソムリエ」の方とお見受けします。
この、「ばんか」改め「蕃茄」は、普段あまり見ない漢字なのでかなり難しいと思います。
2文字目の「茄」は、「ナス」とも読みますが、これに気付いた方は少し正解に近づいたかも!?
そんな「蕃茄」、少し難しい漢字ですがあなたは読めますか?
「蕃茄」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① これはナスと同様、夏野菜です。
ヒント② 赤い色をしています。
ヒント③ 上から読んでも、下から読んでも・・・!
「蕃茄」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「トマト」です!
トマトというと、日本ではナスやきゅうりと共に昔から馴染みのある野菜ですよね。
それ以外にも、パスタやピザといったイタリアンでも定番の野菜という感じがしますが、何とその起源は南アメリカのアンデス山脈高原地帯のナス科の植物なんです!
原産地も意外ですが、トマトがナス科というのも意外ですね。
ちなみに、トマトの起源である南米には「ナスカ」という地名がありますが、「ナス科」とは関係ありませんwww
トマトは英語読みですが、その語源となるのはやはり南米メキシコの土語であるナワトル語。もともとは、「ホオズキの実」や「膨らんだ果実」を意味する「トマトゥル」に由来するんだそうです。
現在ではあらゆる国で、たくさんの料理に使われる「蕃茄」。今夜のメニューは「蕃茄」づくしのピザで決まりです!
3つ目の漢字は「阿列布」です!
「阿列布」という漢字をパッと見て、
全く想像がつかないという人がほとんどでしょう。
しかし、絶対に口にしたことがあるものです。
そう、食べ物の名前です。
もっとヒントを言えば、食べるよりもかける方が多いと思います。
では一体なんの食べ物なんでしょう?
「阿列布」の読み方のヒントは?
ヒントは平仮名にすると「〇〇〇〇」です。
それでもまだ難しいので、もっとヒントを言うと「オ〇〇〇」です。
「阿列布」読み方のもうひとつのヒントは?
更にヒントを言うと「追いオ〇〇〇」という言葉が有名です。
イタリア料理でよく使われます。
さあ、答えは分かりましたか?
「阿列布」の読み方の正解は・・・・?
正解は・・・
「オリーブ」
です!
追いオリーブ、流行りましたよね。
オリーブは、スペインやイタリアなどの地中海で栽培されているため、
イタリア料理には必ずといっていいほど入っています。
日本の産地だとよく似た気候の、香川県小豆島が有名です。
オリーブオイルの瓶は英語でしか書いていないので、
なかなかなじみのない漢字でしたね。
4つ目の漢字は「不織布」です!
マスクなどに書いている「不織布」ってちゃんと読めますか?
最近ニュースなどで「不織布」という文字はよく見ていても、
読み方が怪しいと言う人は、この際に意味と読み方を知っておきましょう。
さて、「不織布」と書いてなんと読むでしょうか?
「不織布」読み方のヒントは?
布は通常、繊維を織って作られています。
しかし、不織布は織らない布状のものという意味で、
繊維を絡み合わせてシート状にした物を指します。
マスクなどによく使われているので、絶対に見たことはあると思います。
他にも掃除用のフローリングシートや、クリーニングカバーなどにも使われています。
「不織布」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇〇」です。
織は(おり)ではなく(しょく)と読みます!
さあ、もうわかりましたか?
「不織布」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「ふしょくふ」
です!
不織布のマスクを使い捨てする方が安全と言われています。
なんとなく勿体ないですが、洗濯には不向きとされているので、
基本的に使い捨てで正しく使いましょう。
5つ目の漢字は「顰める」です!
「顰める」
漢字は見たことがない人が多いですが、
実は一般的な言葉なんです。
あなたは読めるでしょうか?
「顰める」読み方のヒント!
「顰める」
ヒントは、とある表情のことを示す言葉!
この漢字で表す顔を想像してみましょう…
さて、あなたは読めますか?
「顰める」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「しかめる/ひそめる」
です!
「顰める」は
「痛みや不快さから、眉のあたりにしわを寄せる」
という意味の言葉です。
みなさんも、一度はしたことのある顔だと思います。
ところで、なぜか二つ読み方がありますよね。
実はこの「顰める」、同じ漢字・同じ送り仮名なのに、
前につく言葉で読み方が変化するのです!
「しかめる」と読む場合は「顔を顰める」。
顔にしわを寄せて不快な表情をすることを表します。
「ひそめる」と読む場合は「眉を顰める」。
眉間にしわを寄せることを表します。
どちらも不快感が表れた表情のことですが、
「顔をひそめる」「眉をしかめる」とは言わないのでご注意を!
複雑な漢字で、二つも読み方があるので、
迷ってしまった方もいるのでは?
すんなり読めた方は漢字好きですね!
読めなかった方も、意味や使い方までしっかり覚えて
漢字マスターを目指しましょう!
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!