「苦汁」
これ、何と読むかわかりますか?
ある食べ物の材料のひとつなのですが…
さあ、あなたは何と読みましたか?
「苦汁」読み方のヒント!
「苦汁」は、「くじゅう」とも読みます。
こちらは「苦汁を嘗める」という慣用句で使われていて、
「ツラくて嫌な経験をする」ことを指す言葉です。
ですが、今回の答えはもうひとつの読み方!
とある大豆製品の原材料の名前なのですが…
さて、読めたでしょうか?
「苦汁」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「にがり」
です!
「苦汁」とは、
「海水からとれる塩化マグネシウムを主成分とする添加物」を表す言葉です。
これが一番使われているのが豆腐!
豆腐は、豆乳に苦汁を加えて固めることで完成するんです。
知らず知らずのうちに食べていた!なんて方もいるのでは?
苦汁の原料は、先にも書いたように海水です。
海水から塩を取り出す時に、余るものが苦汁なんですよ。
そのため伯方や赤穂などの塩の産地は、
苦汁の産地とも言えます。
豆腐作りに使われる以外にも、
お肉の煮込み料理に少し加えると、マグネシウムの効果でお肉が柔らかくなるのだとか!
読み方や使われ方を知ると、より身近になりますよね。
意味も含めて覚えておいて、スマートに読めるようになりましょう!
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