今日の難解漢字は、
「擬い」
「英里」
「澱粉」
「息吹」
「手練れ」
です!
どれもなんとなく読めそうな漢字ばかりですが、
なんと読むか分かりますか?
目次
- 1 1つ目の漢字は「擬い」です!
- 2 「擬い」読み方のヒントは?
- 3 「擬い」の読み方、正解は・・・
- 4 2つ目の漢字は「英里」です!
- 5 「英里」の読み方のヒントはコレ!
- 6 「英里」の読み方の正解は・・・・?
- 7 3つ目の漢字は「澱粉」です!
- 8 「澱粉」読み方のヒントは?
- 9 「澱粉」読み方のもうひとつのヒントは?
- 10 「澱粉」の読み方、正解は・・・
- 11 4つ目の漢字は「息吹」です!
- 12 「息吹」読み方のヒントは?
- 13 「息吹」読み方のもうひとつのヒントは?
- 14 「息吹」の読み方、正解は・・・
- 15 5つ目の漢字は「手練れ」です!
- 16 「手練れ」の読み方のヒントはこちら
- 17 「手練れ」の読み方!正解は!
- 18 まとめ
1つ目の漢字は「擬い」です!
「擬い」
「擬音(ぎおん)」「擬態(ぎたい)」「擬人化(ぎじんか)」など「ぎ」と読まれることが多い漢字ですが、漢字の意味は変わらず別の読み方があります。
一体なんと読むのでしょう。想像してみてください。
「擬い」読み方のヒントは?
ヒントは、にせもの・本物に似せてあるものを表す言葉です。
類語は
「偽(にせ)」
「えせ」
「もどき」
などが挙げられます。
「擬い」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「まがい」
です!
「詐欺擬いの手口だ」
「高い代金を払ったのに擬いものだった」
のように使います。
実はヒントで例に出した「もどき」も漢字で書くと「擬」です。
植物の「ウメモドキ」は漢字で書くと「梅擬」、食べ物の「がんもどき」も「雁擬き」です。
それぞれ、梅ではないけれど梅によく似ている、精進料理で雁の肉の代用品として(諸説あり)と、まさに「擬い」という意味で名前が付けられています。
実は「擬(もどき)」がつく植物や生き物は数多く、「蟻擬(アリモドキ)」「徳利椰子擬き(トックリヤシモドキ)」など100種類以上あると言われています。
考えていみたら擬いものみたいな名前をつけられているのも、なんだか失礼な話ですよね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
2つ目の漢字は「英里」です!
パッと見ただけでも、女性の名前によくある「えり」が浮かんできてしまいそうですが、もちろん違います。
難読漢字の問題なので、全然違う意味や読み方なんですが、うまく漢字を当てはめたな、と感心してしまいました。
さあ、ヒントを見ながら「英里」の読み方を考えていきましょう!
「英里」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① これは意味からくる当て字です。
ヒント➁ 「英」はイギリスを意味します。では「里」は?
ヒント③ 日本では「km」を使います。
「英里」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「マイル」です!
「マイル」とは「長さや距離を表す単位」として、主にヨーロッパ圏で使われていますね。
また、日本でも「1海里」といった単位を使うことがあると思いますが、「イギリスで使われる距離の単位(里)だから、英里」と何ともアカデミックな発想が素晴らしいと思いました。
1マイルは1760ヤード=約1610mとなりますが、これは国際規格のもので、他にも「測量マイル」や「法定マイル」などいくつものマイルがあって、私たちにはあまり馴染みがありませんね。
あなたのまわりでも、「英里」ちゃんと書いて「マイ(ル)」ちゃんと読む子もいるかもしれませんね!
3つ目の漢字は「澱粉」です!
「澱粉」と漢字で書かれると読めないかもしれませんが、
普段食べているものの中にも澱粉は入っています。
また、食べるものだけでなく文具として使うものにも入っています。
小学校の時に理科の実験デビューとして「澱粉」を学んだ人も多いのでは?
さて澱粉と書いて、なんと読むか分かりますか?
「澱粉」読み方のヒントは?
澱粉の「澱」は、(よどむ)とも読みます。
よどんだ水の底に溜まる沈殿物、という意味です。
食べ物だと、米や小麦粉、トウモロコシやジャガイモなどが有名です。
もうひとつヒントを言うと、紙を貼り付けるのりにも使われています。
「澱粉」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇」です。
もっと言うと「〇〇ぷん」です。
さあもうわかりましたか?
「澱粉」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「でんぷん」
です!
トウモロコシからできている澱粉は、コーンスターチです。
少し前に流行った、タピオカもキャッサバの根茎からできた澱粉なのです。
さつまいもの澱粉は春雨、葛切り、わらび餅やラムネになります。
普段食べているものだと思うので、是非覚えておきましょう。
4つ目の漢字は「息吹」です!
あまり自分から使うことは無いかもしれませんが、
耳にすることは多いと思います。
特に春先のニュースなどでは、よく使われています。
呼吸という意味で合っていますよ!
さて、「息吹」と書いてなんと読むでしょうか?
「息吹」読み方のヒントは?
呼吸だけでなく、生気や活気のあることという意味でも使われます。
「春の息吹」「冬の息吹」など、
それまでと違った新しい空気が入って来る事を「息吹」と言います。
会社に新しい子が入ってくると、新鮮な息吹を感じることでしょう。
息吹を与えるような人になりたいものですね。
「息吹」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇」です!
さあ、もうわかりましたか?
「息吹」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「いぶき」
です!
寒い冬が開けるのを告げるように、春の息吹を感じることができます。
春の息吹を感じるのは、つくしやタンポポが芽吹いているのを見た時でしょうか?
なんとなく春が近づくと、ウキウキしますよね!
ぜひ、覚えておきましょう。
5つ目の漢字は「手練れ」です!
「手練れ」の読み方をご存じでしょうか?
「練」という字は「練(ね)る」と読めますが「てねれ」と読むのは間違いですよ。
決して難しい漢字は使われていないに、読めそうで読めないこの言葉。
さて、あなたには読むことができますか?
「手練れ」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇れ」の3文字。
- 意味は、芸や武術などに熟練していることです。
- 「手練れの技が光る」などと使います。
以上の3つのヒントから、考えてみてくださいね。
「手練れ」の読み方!正解は!
正解は「てだれ」です!
日常では聞きなれない言葉ですが、ドラマや時代劇などで耳にしたことがあるのではないでしょうか。
芸や武術、スポーツなど様々な分野で熟練していることを「手練れ」いいます。
例文としては「彼には全く隙が見られない。相当な手練れに違いないだろう」などがあります。
類語には、猛者、剣豪、つわ者、達人などがありますが、それぞれに少しずつ意味が異なるので注意が必要です。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!