今日の難解漢字は、
「波浮」
「御神酒」
「菖蒲」
「詣でる」
「塩糖水」
です!
どれもなんとなく読めそうな漢字ばかりですが、
なんと読むか分かりますか?
目次
1つ目の漢字は「波浮」です!
「波浮」
これを読める人は、ずばり南国にお住まいの人でしょう!
波という字がついているから、海に関係している何かと予想した方も多いと思いますが・・・。意外にも海とは関係ない読み方です!
さぁ、何と読むのでしょうか?
「波浮」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 生き物の名前です。
ヒント➁ 日本では南の方に生息しています。
ヒント③ 大きさは2m前後もあります!!
2mと聞くと、かなり大きいイメージがありますね。さあ、正解はなんでしょうか?
「波浮」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ハブ」です!
ハブは、主に沖縄などで有名な毒蛇ですね。
毒があることで知られていますが、意外にもマムシよりも毒性は低いそうです。
また、毒の牙は1.5センチメートルとかなり大型。ハブと聞くと、ハブ酒とか焼酎に浸かっているいるイメージや、マングースと争いをするイメージがありますよね!
そんなハブは、氷河期から琉球王国に流れたとか、海外から人為的に持ち込まれたなんて説もあるそうですが、ネズミなどの畑を荒らす生物や害虫を駆除してくれるとあって、地元の方にとってはそんなに嫌なイメージはないとか。
氷河期から生きていると聞くと、なんだか凄いことですね!
ハブ酒が昔から薬用として使われてきたのも納得です。
2つ目の漢字は「御神酒」です!
「御神酒」
ご利益がありそうなこの漢字。
「ごしんしゅ」と読んでも正解ですが、別の読み方があるのを知っていますか?
「御神酒」読み方のヒントは?
ヒントは、「お」から始まるひらがな3文字。
2字以上の熟語を訓読みする、熟字訓読みという特殊な読み方です。
意味としては「神に供えるお酒」という意味があり、
類語には「神饌」「神酒」などが挙げられます。
そろそろわかりましたか?
「御神酒」の読み方、正解は…
正解は……
「おみき」
です!
「近所の神社に詣でた際に、御神酒をいただいた。」
「神前結婚式では、御神酒の飲み方にルールがある。」
などのように使います。
一説では「御神酒」という同じ漢字でも、「ごしんしゅ」「おみき」と読み分けることがあるようです。
神様にお供えするときは「ごしんしゅ」。
また神様への奉納後に振舞われるときは「おみき」と呼ぶのだそうです。
神社などで振舞われるお酒は「おみき」なので、覚えておくと自慢できますよ!
3つ目の漢字は「菖蒲」です!
それぞれが見慣れない難しい漢字ですが、2文字目の「蒲」は、「うなぎの蒲焼」でもお馴染みの「蒲(かば)」ですね。
今回のこの漢字は、読み方が2つあるんですが、どちらも非常に似ているもの。
厳密には違うものなんですが、似すぎていて同じ漢字を使っているのだとか。
さあ、これは一体何でしょう?
「菖蒲」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 3つとも似ていますが、そのうちの一つは「かきつばた」です。
ヒント➁ 1つは「〇〇め」の3文字です。
ヒント③ もう1つは「〇〇〇ぶ」の4文字です。
「菖蒲」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「あやめ」または「しょうぶ」です!
あやめ、しょうぶ、かきつばた。
この3つの花は非常によく似ていて、語呂合わせで覚えられるほど有名ですよね!
具体的には、「あやめ」と「しょうぶ」は同じ花の種類で、「かきつばた」のみ違うグループになります。
本来、「あやめ」は「文目」や「綾目」と書くんですが、あまりにも「しょうぶ」と似ていることから「あやめ」も「菖蒲」と表記するようになりました。
ちなみに、この3種類を見分けるポイントは、花びらの根本です。
網目の模様があるのが「あやめ」、模様がないのが「しょうぶ」、「かきつばた」は白一色の単色で模様がありませんので、実際に目で見て確認してみましょう!
4つ目の漢字は「詣でる」です!
「詣でる」
これ、なんて読むかわかりますか?
この漢字だけだと、読むのに戸惑ってしまう人もいるのでは…?
あなたはなんと読みましたか?
「詣でる」の読み方、ヒントは?
ヒントはおなじみのあの言葉。
「初詣」!
お正月や1月中に、神社やお寺にお参りすることをいう言葉ですが、
この言葉を読むことができれば、「詣でる」も読めるはず。
ちょっと簡単な問題でしたでしょうか?
「詣でる」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「もうでる」
でした!
主な意味は、神社やお寺に出向いて参拝すること。
こちらも初詣から連想しやすいですね。
ですが「詣でる」にはこの意味以外にも、
自分より目上の方に会いに行くことや、お墓参りに行くことも含まれるんです。
位の高い貴人に会いに行く「参出(まいで)」という言葉を
謙譲語に変化させた「まうでる」が語源なのだとか。
類語としては「参拝」や「参詣」などがあります。
ちなみに、1年の初めにお参りすることを「初詣」と言いますが、
毎月参拝することを「月詣(つきもうで)」
赤ちゃんが生まれて初めて参拝することを「初宮詣(はつみやもうで)」
と言います。
なかなか普段は使わない言葉ですが、
神社やお寺に参拝する際には思い出してみてくださいね!
5つ目の漢字は「塩糖水」です!
「塩糖水」と書いて、なんと読むか分かりますか?
最近、料理界を賑わしている画期的な調理法です。
文字通り、塩と砂糖の水というイメージで合っています!
さて、「塩糖水」と書いてなんと読むでしょうか?
「塩糖水」読み方のヒントは?
そもそも「塩糖水」とは、水に塩と砂糖を入れたものです。
そこに肉や魚を入れて置くと、保存期間が伸ばせるだけでなく、食材もふっくらジューシーになるというものです。
自分で簡単に作れるのに味がほんのり付く上に、保存できるという魔法のような水なので未経験の人はぜひ、チャレンジしてみてください!
さて、問題の「塩糖水」の読み方なのですが(しおとうみず)ではありません。
「塩糖水」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇〇〇」です!
もうひとつ言うと、「えん〇〇すい」です!
さあ、もうわかりましたか?
「塩糖水」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「えんとうすい」
です!
料理研究家、上田淳子先生による魔法の水です。
簡単にできて料理が美味しくなるので、ぜひ試してみてくださいね!
そして読み方も、ぜひ覚えておきましょう。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!