今回は「闘球」「天晴れ」「愚息」です。
見たことはあるのに、なかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読めますか?
目次
1問目はこの漢字から!「闘球」
「闘う球」と書く「闘球」。
この字が使われるものといえば、「闘牛」や「闘犬」など、物々しい雰囲気があるものが多いですが、何か球状のものが闘うのでしょうか・・・。
これは、完全に当て字ですので、想像するのも難しい難問になります。
「闘う球」って、いったいどんな球!?
「闘球」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① これはスポーツ競技の名前です。
ヒント② 独特の形をした「球」で、闘うのは球ではなくむしろ選手です。
ヒント③ 「ラガーマン」はこのスポーツ競技の選手のことです!
「闘球」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ラグビー」です!
ラグビーとは、イギリスの地名「ラグビー」にある「ラグビー校」を発祥地とするフットボール競技です。
チームの人数は15人だったり13人だったり、時には9人や7人などルールによってその人数が異なります。
体格のがっちりしたラガーマンが、タックルを繰り出しながら、ゴールまで駆け抜ける様は圧巻そのもの!
「学生時代はラグビー部でした!」というだけで、その容姿が想像できてしまうほどのインパクトがあり、まさに青春そのものという感じがしますね。
日本のチームも近年では世界的に強豪になってきて、注目のスポーツの一つです!
2問目はこの漢字!「天晴」
「天晴」はなんと読むかわかりますか?
「てんせい」や「あまはれ」ではありませんよ。
小学校で習ったはずの、とても簡単な漢字ですが…
さて、あなたには読むことができるでしょうか?
「天晴」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字
- 「天晴れ」と送り仮名をつける場合もあります
- 「驚くほどりっぱ」「とても見事」という意味です
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「天晴」の読み方!正解は!?
正解は「あっぱれ」です。
ヒントで紹介したように「天晴れ」と送り仮名を付ける場合もあります。
時代劇などでよく耳にする言葉ですが、漢字表記は知らなかった人が多いかもしれません。
「あっぱれ」という言葉は、そもそもは「あはれ」という心にしみじみと湧き出る感情を表していました。
それが時代と共に形を変えて、「見事だ」という意味に変化していったようですね。
「天晴」という漢字は、後で当てられたもののようです。
天が晴れ渡るイメージと「見事にやった!」「立派だ!」というイメージはピッタリ合いますね。
最後はこの漢字!「愚息」
愚かな息と書きますが、「息」のことではなく、息子の事を指します。
「愚息」という漢字を見たことがある人も多いと思いますが、
読み方がわかるかどうかは、また別の話になってしまいます。
なぜなら、「愚息」を口に出して使う人は少なくなってきているからです。
さて、「愚息」と書いてなんと読むでしょうか?
「愚息」読み方のヒントは?
「愚息」とは、自分の息子の事で、
謙遜(けんそん)した言い方です。
素直に「自分の息子です」と言えばいい物を、
わざわざ「愚か」とつけて「愚息」と言っていました。
ただし、謙遜しているだけで「愚息です」と言う人のほとんどは
実はかなり優秀な息子だった……!というオチも付いています。
反対に「うちの子は良くできるんです!」と言う人ほど大したことが無かったり。
優秀という事は、いつの時代も「人の耳」から入る物です!
「うちの愚息が……」と言われた時には「御子息」「息子さん」などと切り返せるといいですね。
「愚息」と言われた時に、くれぐれも間違えて「お宅の愚息さんが……」と言わないように!
長くなりましたが、そんな「愚息」の読み方はもうわかりましたか?
「愚息」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「ぐそく」
です!
ぜひ、覚えておきましょう。