今回の難読漢字は「女郎花」「鴎」「粗利益」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
目次
1問目はこの漢字から!「女郎花」
花の名前って、どうして難しい読み方をするのでしょう?
「あじさい」は「紫陽花」
「ひまわり」は「向日葵」……。
どれもこれも、ストレートには読めません……!
ではでは、「女郎花」は、なんて読むかわかりますか?
一緒に考えてみましょう!
「女郎花」読み方のヒントは?
「女郎花」は、日本で古くから親しまれている花で、秋の七草の仲間でもあります。
女郎花とよく似た花には「男郎花」があり、「男郎花」はオトコエシと読みます。
ということは、「〇〇〇エシ」と読むのが正解だと考えられますね!
「〇〇〇」の部分は、ストレートに「オンナ」と読むのではありません。
きっとここまでヒントがあれば、知っている花が1つは見つかるはず……!
「女郎花」の読み方、正解は……
「女郎花」の正解は……
「おみなえし」です!
女郎花の名付け由来は諸説あります。
1つ目の説は、男郎花と比較して、女郎花の花には優しい雰囲気があるからです。
女郎花の持つ優しい雰囲気が、男郎花に対して女性らしいということから「女郎花」と書くようになりました。
2つ目の説は、「女飯(オミナメシ)」から。
昔、女性は黄色い栗ごはんを食べていたといわれており、栗ごはんのことを「女飯」と呼んでいました。
女郎花の花が栗ごはん(女飯)のように黄色いことから、「オミナエシ」と書くようになったのだとか。
2問目はこの漢字!「鴎」
「区」に「鳥」と書く「鴎」。
漢字で表記されているのを普段目にしないため、想像もつきませんが、右側に鳥があることから何かの鳥の種類で間違いないようです。
一般的にはカタカナで表記される、かなりメジャーな鳥なんですが、何の鳥か分かりますか?
ヒントは海・・・!
さあ、いったい何の鳥でしょうか!?
「鴎」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① カタカナ表記で「〇〇〇」です。
ヒント② 「水兵さん」といえばこの鳥でしょう。
ヒント③ 「〇〇〇が飛んだ~♪」の歌もありますね。
「鴎」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「カモメ」です!
カモメは、海辺を見渡せば数匹はいる、とっても身近な鳥です。
ドラマやアニメでも、海のシーンがあれば必ずといっていいほど登場する定番の鳥ですよね。
大きさは、全長40cm前後の中型の鳥ですが、翼を広げると何と1m20cmくらいもあるんです!
小学校2~3年生くらいの大きさと考えると、意外にも大きいですね。
「鴎」は、小さい頃は灰色の羽毛で覆われていますが、大人になると白い綺麗な羽に生え変わります。
ちなみに、この幼いときの灰色の羽毛の模様が、「籠の目」のような形をしていることから「かごのめ→かごめ→かもめ」と呼ばれるようになったそうですよ!
最後はこの漢字!「粗利益」
そのまま音読みすると「そりえき」ですが、これは違います。
「粗利益」はいくつもある経済用語の一つで、経済学を学んでいる人にとってはサービス問題かもしれません。
今回は正しい読み方だけでなく、「粗利益」の意味も一緒に勉強していきましょう!
「粗利益」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇〇〇」の5文字です。
ヒント➁ 胡椒など、「おおざっぱ」に砕いたものを何と言う?
ヒント③ 省略して「粗利」とも言います。
「粗利益」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「あらりえき」です!
「粗利益」とは経済用語の一つで、「売上の金額から原価(仕入れ値)を差し引いた金額のこと」です。
一言でいえば、儲け分ですね!
ちなみに、会計上では5つの「〇〇利益」がありますので、簡単にご紹介します。
・売上総利益
これが今回の「粗利益」です。会社や企業の儲けですね。
・営業利益
会社や企業が、主力とするサービスや商品で稼いだ利益のことです。
・経常利益
会社や企業が、主力サービスや商品以外で稼いだ利益も含めた全体の利益のことです。
・税引前当期利益
名前のとおり、当該期に支払う税金を差し引く前の利益のことです。
・当期純利益
1つの決算期における収益全体から、諸費用や法人税などを引いて、最後に残った利益のことです。
経理事務や株をやっている人には当たり前の知識かもしれませんが、この機会に覚えてしまいましょう!