漢字読み講座

「経典」「敵愾心」「凄絶」これら3つの漢字の読み方がわかりますか?

今回は「経典」「敵愾心」「凄絶」です。

見たことはあるのに、なかなか読めないこれらの漢字。

あなたは全部読めますか?

1問目はこの漢字から!「経典」

学校で世界史を習うとき、必ずといっていいほど「宗教」と一緒にその国の歴史も学びますね。

 

今回の漢字は、そんな宗教と関わりの深い「経典」という漢字です。

 

読めそうで読めない、間違えて覚えていたら恥ずかしい言葉ですので、自信がない人はヒントを参考に正解にたどり着いてくださいね!

 

ちなみに、「けいてん」と読んでしまったアナタ、神様から怒られますよwww

 

「経典」の読み方のヒントはコレ!

ヒント① 「〇〇〇〇〇」の5文字です。

ヒント② 「典」は2つありますが、ベーシックに「てん」でもOKです。

ヒント③ お坊さんが読むのは「お経」ですね!

 

「経典」の読み方の正解は・・・・?

正解は、「きょうてん」です!

 

「経典」は、「きょうてん」と読む他に「きょうでん」とも読みます。

 

「経典」とは、神様の教えを記した文字や書物全般のことを指し、一般的にはその宗教があがめる神のことを指します。

 

日本では仏教が広く信仰されていることから、お坊さんが読む「お経」がそれにあたります。

 

キリスト教では聖書、イスラム教ではコーランなど、神様が記した偉大なる教えや規律は長い年月を経た今でも、私たちを導いてくれています。

2問目はこの漢字!「敵愾心」

「敵愾心」の読み方をご存知でしょうか?

「てきぎしん」と読むのは間違いです。

よく聞く言葉なんだけど、漢字で見ることは少ないかも…

さて、この漢字、あなたには読むことができますか?

「敵愾心」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇〇〇〇〇」の6文字です
  2. 意味は「相手に対して敵意や闘争心を持つ」こと
  3. 「敵愾心を抱く」や「敵愾心を燃やす」のように使います

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「敵愾心」の読み方!正解は!?

正解は「てきがいしん」です!

「てきがいしん」という言葉自体は日常的に耳にしますが、漢字は意外と難しいですね。

「愾」という字が「気」に似ているため、今まで「てきぎしん」と読んでいた人も多いかも知れません。

「愾」という漢字は「嘆く・ため息をつく」といった意味と「怒る・恨む」といった意味を持ち、今回紹介した「敵愾心」は、後者の意味になります。

ちなみに「敵愾心」の対義語は「友好的」や「好意的」などです。

できることなら敵愾心など持つことなく、いつも友好的でありたいものですね。

最後はこの漢字!「凄絶」

「凄絶」と書いて、なんと読むか分かりますか?

間違いやすい(そうぜつ)は「壮絶」です!

「壮絶」は、きわめて勇ましく激しいという意味ですが、

凄絶」は、息をのむほど、非常にすさまじい様子の事をいいます。

さて、「凄絶」と書いてなんと読むでしょうか?

「凄絶」読み方のヒントは?

たとえば戦争も「凄絶」ですね。

なんとなく「悲惨な様子」「すさまじい様子」「恐怖を感じる」「恐ろしい様子」として覚えている人も多いでしょう。

そのイメージで正解です!

「歴史に残るような凄絶な戦い」というように、恐怖がセットになった時に使われる言葉です。

「凄絶な治療」「凄絶な繁忙期」「凄絶なパワハラ」「凄絶な戦い」など、使われることは多いです。

「凄絶」読み方のもうひとつのヒントは?

ひらがなにすると「〇〇〇〇」です!

もうひとついうと「〇〇ぜつ」です!

さあ、もうわかりましたか?

「凄絶」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

 

「せいぜつ」

です!

 

凄絶なパワハラに合っている人は、我慢しないで辞めてしまうのもひとつの手ですよ。

ぜひ、読み方も覚えておきましょう。

ABOUT ME
mint_02
ライターの眠兎(みんと)と申します。 ひょんな思い付きから漢字検定2級を取得し、それ以来漢字の魅力に取りつかれてしまいました。 まだまだ知らない漢字がたくさんある私ですが、記事を書きながら楽しく勉強していきたいと思っています!