漢字読み講座

【今日の難読漢字】「彙報」「焜炉」「小半」全部読めたら漢字マスター!「小半」を「こはん」と読んだあなたは…

今日の難読漢字は

「彙報」

「焜炉」

「小半

です!

 

あなたは正しく読めますか?

 

最初の難読漢字は「彙報」!

「彙報」は、1文字目が難しいですよね。

この「彙」という漢字には「集める」という意味があります。

 

一番よく使われている言葉が「語彙力」。

これで読み方がわかったのではないでしょうか。

 

さて、あなたは何と読みましたか?

 

「彙報」の読み方、正解は…

 

気になる正解は…

 

 

 

 

「いほう

です!

 

「彙報」は、

「種類別に分類してまとめた報告書」のことを表した漢字です!

 

大学や民間の研究機関が、研究内容を分類ごとにまとめたものを

「研究所彙報」と言います。

 

「報告書」や「レポート」と言い換えられていることも多い言葉です。

初めて聞いた!という方もいるのでは?

 

先にも書いたように「彙」の漢字には「集める」という意味があります。

「語彙力」というと、言葉を集める力=どれだけ言葉を知っているか

という意味になりますね。

 

ちなみに「彙」の語源は「ハリネズミ」!

 

ハリネズミの針が密集している様子から、

「集める」という意味の漢字になったそうですよ。

 

語源を知ると、漢字が覚えやすくなりますよね。

これを機にスマートに読めるようになりましょう!

 

 

次の難読漢字は「焜炉」!

「焜炉」は、とある道具の名前です。

 

かなり身近なものなので、

持ち運びができるものから、家に備え付けられているものまで、

さまざまなタイプがありますよ。

 

漢字に火偏が使われているのも、

大きなヒントです!

 

さて、あなたは何と読みましたか?

 

「焜炉」の読み方、正解は…

 

気になる正解は…

 

 

 

 

「コンロ

です!

 

「焜炉」は、

「電気や燃料を熱源とする調理用の加熱器」のこと!

「七輪」を指す場合もあります。

 

キッチンについていたり、鍋などで使うカセットコンロがおなじみですよね!

 

本来は「焜炉」というと、持ち運びができる加熱器のみを指していたそうです。

ですが、現在では小型・大型、持ち運びの可・不可にかかわらず

「焜炉」と呼ばれています。

 

「コンロ」とカタカナで書くことが多いため、

外来語と勘違いしてしまいますよね。

 

ですが、元は漢語の「火炉」を「コロ」と言ったことから、

「コンロ」に音が変わり、それに合わせて「焜炉」の漢字が当てられたのだとか。

 

身近なのに、案外漢字は知らなかった「焜炉」。

これを機にスマートに読めるようになりましょう!

 

最後の難読漢字は「小半」!

「小半」は、お酒にまつわる言葉です。

 

それが転じてとある単位に使われたりするのですが、

どちらにしろ、かなりレアな場面で使われます。

 

もし読めた方は、漢字がかなりお好きな方ですね!

 

さて、あなたは何と読みましたか?

 

「小半」の読み方、正解は…

 

気になる正解は…

 

 

 

 

「こなから

です!

 

「小半」は、

「半分の半分を表すことば」です!

一升瓶などでおなじみの「1升」の半分の半分を指しますよ。

 

主にお酒の量について使われる言葉。

「半分の半分」がとても少ない量であることから、

「少量のお酒」のことを指す場合もあるんです。

 

「毎日小半で晩酌している」なんて使い方をしますよ。

 

また、全く同じ読み方・意味なのに、違う漢字で表されることがあるんです。

それが「二合半」。

2合半を4倍にすると1升になるので、こちらは単位としてわかりやすいですね!

 

どちらの漢字も、日本酒を出す居酒屋では書かれていることがあります。

飲み屋ですっと読めるとかっこいい「こなから」。

これを機にスマートに読めるようになりましょう!

 

 

どの漢字も、覚えておけばスマートに使いこなせます。

ぜひ正しい読み方を覚えてくださいね!

 

ABOUT ME
toi
コーヒーと文房具とディズニーをこよなく愛するライター。 漢字検定2級を取得しています!