今回の難読漢字は「獺」「数寄屋」「戴勝」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
目次
1問目はこの漢字から!「獺」
難読漢字クイズのお時間です。
「獺」という漢字、読むことができますか?
一見すると全くなじみのない文字かもしれませんが、この言葉自体は必ず耳にしたことがあると思います。
ヒントもお出しするので、ぜひ考えてみてください!
「獺」の読み方のヒントは?
まず、「獺」はある生き物の名前です。
魚ではありませんが、よく水族館で飼育されています。
全体的にダークブラウンのような毛色で、下部が白いのが特徴です。
水辺に生息しており、泳ぐのが好きです。
分かりましたか…?
正解は…
正解は…
かわうそ
でした!
かの有名なお酒、「獺祭」の1文字目はこの漢字ですね。
かわうそには捕まえた魚を並べる習性があり、その様子が祭をしているように見えることから獺祭という言葉が生まれたそうです。
そんなかわいらしい祭があるなら参加してみたいものですね。
ぜひかわうそを見た時にはこの漢字も思い浮かぶようにしてみてください。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
2問目はこの漢字!「数寄屋」
「数寄屋」と書いて、なんと読むかわかりますか?
旅館や、料亭、和風の家によく見かける日本の建築様式のひとつです。
和を愛する人たちが予算を惜しまずに作った家という事で、
茶室という意味があります。
「数寄屋」読み方のヒントは?
数寄屋とは安土桃山時代から続く伝統的な日本建築です。
無駄な物を取り払い、好きな生け花や掛け軸、
窓から見える風景がより引き立つような造りになっています。
最近では茶室のあるような和風の家って
なかなかに高級住宅というイメージです。
さて意味が分かったところで、読み方はどうでしょうか?
「数寄屋」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇」です。
実はそのまま読んで正解です!
さあ、もうわかりましたか?
「数寄屋」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「すきや」
です!
好みに任せて作った家という、なんとも贅沢の極みである立派な建物です。
いい物をより引き立たせるには、物の少ないシンプルな家が一番です。
ぜひ、覚えておきましょう。
最後はこの漢字!「戴勝」
なんとなく男性の名前にも見えてくる「戴勝」という漢字ですが、そもそも1文字目は何と読むか分かりますか?
この字だけずっと見ててもピンときませんが、「何かヒントを頂戴!」と書いてあれば誰もが「だい」と読めますよね!
ということで、「戴」という字は「だい」や「たい」と読み、「いただく」や「頭の上に乗せる」といった意味をもつ漢字になります。
ただ今回の難読漢字は、意味や漢字の読み方が分かったところで正解ができない、特殊な読みをするパターンなので、ヒントを見るしか「勝ち」はなさそうです・・・。
「戴勝」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇〇ら」の5文字です。
ヒント② これは鳥の名前で、漢名は「たいしょう」です。
ヒント③ 頭は1つだけど、8つある??
「戴勝」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「やつがしら」です!
「やつがしら」とは、体長25~30cmほどの黄色い鳥のことです。
全身が黄色をベースにして黒い模様がところどころにあり、頭にも冠のような黄色い羽がいくつもあって可愛いらしい見た目をしているのが特徴です。
日本ではほとんど見かけませんが、中央アジアや南アフリカを主な生息地としており、ごく少数、冬になると日本にも渡ってくることがあるそうです。
キリンのような、シマウマの黄色版のような柄をした鳥がいれば、それは「戴勝」かもしれませんね!