今日の難解漢字は、
「英吉利」
「河岸」
「享ける」
「勒氏皇帯魚」
「月祖伯」
です!
どれもなんとなく読めそうな漢字ばかりですが、
なんと読むか分かりますか?
目次
1つ目の漢字は「英吉利」です!
3文字の漢字ですが、読みにすると3文字ではありませんし、当て字になります。
パッと見、「えいきちり」や「えいよしとし」など、人の名前に読めなくもない漢字ですが、さぁ、何と読むのでしょうか?
「英吉利」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇リ〇」4文字です。
ヒント➁ 日本とも親交が深い国の一つで、同じ島国です。
ヒント③ 4つの地方(国)から成り立っています。
「英吉利」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「イギリス」です!
イギリスといえば、「英国」と書く方が馴染みがありますが、「英吉利」とも書きます。
今回はそんなイギリスのことについて、少しだけご紹介します。
日本では「イギリス」と呼んでいますが、世界ではイギリスとは呼びません。
正式名称は「ユナイテッド・キングダム・オヴ・グレイト・ブリテン・アンド・ノーザン・アイアランド」。略してUKです。
日本語訳にすると、「グレート・ブリテン及び北部アイルランド連合王国」です。
ぜひ、この機会に覚えましょう!
それにしても、なんて長い名前なんでしょう・・・。
2つ目の漢字は「河岸」です!
どちらも小学校低学年で習う漢字ですが、意外にも読めなくてがっかり・・・。
大人になってからこういうレベルの漢字を読むシチュエーションって意外にあるものですが、間違えると本当に恥ずかしいですよね。
「河」は「かわ」、「岸」は「きし」だから「かわぎし」。
はい、もちろん正解!
ですが、今回は難読漢字ということで出題していますので、ぜひ「かわぎし」以外の読み方にチャレンジしてみてください!
「河岸」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇」の2文字です。
ヒント② 「かわぎし」の読み方に似ています。
ヒント③ 「魚河岸」という言葉がありますよね!
「河岸」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「かし」です!
「かし」の他にも、「かがん」とも読みます。
「河岸」とは、そのままの意味ですが「河川や運河の岸にできた、港や船着場」のことです。
単体で「河岸」という言葉はあまり見ませんが、「魚河岸」など他の言葉と組み合わさったものは日常的にもよく見かけますね。
ちなみに「魚河岸」とは、「魚介類を取り扱う市場や市場のある地名」のことをいいます。
日本各地にある「魚河岸」ですが、江戸時代の頃から発展してきたところが多く、観光地としても親しまれていますね!
3つ目の漢字は「享ける」です!
「享ける」と書いてなんて読むかわかりますか?
「享年」、「享保」の「享」なので、(きょうける)ではありません。
「享」(たかし)とも読むので、(たかしける)でもないです。
さて、一体何と読むのでしょうか?
「享ける」の読み方のヒントは?
「享年」(きょうねん)とは「この世に天から授かった生を全うし、亡くなるまでの年数」を表します。
「享受」とは「恩恵を自分のものとして楽しむこと」です。
この二つに共通する動詞は何でしょう?
さあ、正解まであと一歩です!
「享ける」の読み方、正解は……
正解は……
「うける」
です!
といっても、笑うほうの「ウケる」ではありませんよ。
「天より生を享ける」というような場合に使います。
日本では仏教の教えが根付いているため、この世に生命として誕生するときは、ご先祖様の存在があり、ご先祖様からの生命存続のおかげで、「生を享けることができた」というふうに考えられてきました。
家の仏壇に手を合わせたり、お墓参りをする習慣は今でも続いていて、ご先祖様をお参りし、ご先祖様に守ってもらっていることに感謝している人も多いはず。
たくさんの命が繋がって、今の自分がいるということに感謝しながら生きていきたいですね!
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました!
4つ目の漢字は「勒氏皇帯魚」です!
難読漢字クイズです。
本日の問題は「勒氏皇帯魚」!
なんだか字面がカッコいいですね。
あなたは何と読みますか?
「勒氏皇帯魚」の読み方のヒントは?
1.実際に見たことがなくても、知識として知っている人は多いはず。
2.『あつまれどうぶつの森』では、レア度★★★★☆の珍しい魚です。
3.普通は体長3m以上あり、中には10mを超える個体もいるそうです!
正解は…
正解は、「リュウグウノツカイ」でした!
銀色の体に紅色のたてがみのような背ビレが美しい神秘的な深海魚です。
「勒氏皇帯魚」は主に中国、台湾で使われる漢字で、「鶏冠刀魚」「皇帝魚」などとも書きます。
日本では「竜宮の使い」「龍宮之遣」などと呼ばれますが、いずれも由来は不明。
おそらく浦島太郎伝説からきているのでしょう。
また、昔は富山県では「おいらん」、新潟県では「シラタキ」とも呼ばれていました。
日本の人魚伝説
人魚といえばジュゴンやマナティが有名ですが、それは欧米の話。
日本の人魚伝説は「勒氏皇帯魚(リュウグウノツカイ)」という説が有力です。
なぜなら、さまざまな文献で「人魚は赤い髪だった」という目撃談が共通しているから!
リュウグウノツカイには赤い背ビレがありますが、ジュゴンやマナティにはありません。
5つ目の漢字は「月祖伯」です!
本日の難読漢字クイズは「月祖伯」です!
それほど難しい漢字は使われていませんが…
あなたは何と読みますか?
「月祖伯」の読み方のヒントは?
1.中央アジアに位置する共和制国家。首都は「タシュケント」です。
2.「月祖伯」の人々の食事は、ナン・炊き込みご飯・ヌードルなど穀物の主食が豊富。羊肉をよく食べるそうです。
3.「月祖伯」の古都サマルカンドは「青の都市」と呼ばれる観光地です。
3.シルクロードのオアシスとして、昔から栄えてきました。
正解は…
正解は「ウズベキスタン」でした!
「月即別」と書いても正解です。
正式名称は「ウズベキスタン共和国」といいます。
ソビエト連邦が崩壊した1991年に、「ウズベク・ソビエト社会主義共和国」から独立を宣言しました。
国名のウズベキスタンとは、14世紀前半にキプチャク・ハン国の君主だったウズベク・ハン(月即別汗)を由来としたトルコ系遊牧民「ウズベク人」が語源といわれています。
ちなみに「ウズベク」は「自身が君主」「独立独歩」、「スタン」はペルシャ語で「土地」や「国」という意味です。
「月祖伯」の国旗には、三日月と12個の星が入っています。
青が青天と純水、白が平和と純粋、緑は自然、赤い線は生命力を表しています。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!