漢字読み講座

【今日の難読漢字】「山原水鶏」「羊羹」「捌く」「謹む」「見窄らしい」ってなんて読む?

今日の難解漢字は、

「山原水鶏」

「羊羹」

「捌く」

「謹む」

「見窄らしい」

です!

どれもなんとなく読めそうな漢字ばかりですが、

なんと読むか分かりますか?

1つ目の漢字は「山原水鶏」です!

山の原っぱにいる水鳥。「山原水鶏」という文字から分析するとこんなイメージでしょうか。

でもこの鳥は、日本人として守っていかなければならない大切な鳥なんです!

さあ、いったい何と読むのでしょうか?

 

「山原水鶏」の読み方のヒントはコレ!

ヒント① 「〇〇バ〇〇〇」7文字。飛べない鳥です。

ヒント② これは日本でもある特定の森にしか住んでいません。

ヒント③ 天然記念物です!

 

「山原水鶏」の読み方の正解は・・・・?

正解は、「ヤンバルクイナ」です!

 

ヤンバルクイナといえば、沖縄県に生息している鳥というイメージを持つ方も多いのではないでしょうか?

名前にある「ヤンバル」とは、沖縄北部を指す「山原」で、そこに生息している水鳥(クイナ)なので、ヤンバルにいる鳥=山原水鶏と名づけられました。

 

この山原水鶏は、実は沖縄の北部にある国頭村、大宜味村、東村を合わせた「やんばる」と呼ばれる地域の「やんばるの森」にしか生息しておらず、世界中でもこの地域にしか生息していない絶滅寸前の鳥ということをご存じでしょうか?

沖縄県は多種多様な生物が多いことからも観光名所の一つなっていますが、環境保護や生態系の維持を最優先に、私たち一人一人が責任ある行動をしていくことが大切ですね!

2つ目の漢字は「羊羹」です!

1文字目は誰もが知っている「羊」。

夜、眠れないときに数えるフワフワ・モコモコした可愛い動物ですね。

 

2文字目はなんだか見るからに難しい漢字で、何と読むのか分からない・・・。

 

でも、「羊」という字が入っている以上、何かの動物か羊毛を材料とした何かと予想できますが、いかがでしょうか?

 

普段、買い物をしている人ならば分かるはず!

 

「羊羹」の読み方のヒントはコレ!

ヒント① 「〇〇〇〇」の4文字です。

ヒント② これは和菓子です。

ヒント③ 「羊」の部分はそのまま「よう」です。

 

「羊羹」の読み方の正解は・・・・?

正解は、「ようかん」です!

 

「羊羹」とは、甘くて美味しい和菓子を代表する食べ物ですね!

 

一般的には、小豆を主体とした餡を型に流し込み、寒天で固めて作られます。

 

お店によっては、白餡を使ったり抹茶や栗を混ぜて見たり、バリエーションが豊富なのも高ポイントです!

 

・・・なんだか甘いものが欲しくなってきました。

おやつは「羊羹」と緑茶に決定ですね!

3つ目の漢字は「捌く」です!

「捌く」と書いて、なんと読むか分かりますか?

手偏に別れるという漢字がくっついて、「捌く」です。

手で分けるというイメージで合っています!

溜まったものを整理する、処理していくという意味です!

さて、「捌く」はなんと読むでしょうか?

「捌く」読み方のヒントは?

溜まったタスクを捌く、という使い方をします。

いつもテキパキと捌くことができれば、いつもスッキリしていますが

精神的にも体力的にも余裕のある時でないとなかなかできないですよね。

ようは、やる気にならないと動けない……!

やる気になった時こそ、溜まっている片付けやタスクを一気に捌いてしまいたい物です。

他にも「交通渋滞を捌く」「商品を売り捌く」などと使います。

「捌く」読み方のもうひとつのヒントは?

ひらがなにすると「〇〇く」です!

さあ、もうわかりましたか?

「捌く」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

 

「さばく」

です!

 

テキパキと断捨離し、自分に必要のないものをフリマアプリで売り捌くことができれば、家の中はいつもスッキリです!

いつもテキパキと捌けるような人に憧れますね。

ぜひ、読み方も覚えておきましょう。

4つ目の漢字は「謹む」です!

「謹む」と書いて、なんと読むか分かりますか?

見たことはある漢字だと思いますし、実際に書いたこともある言葉だと思います。

自分で口にすることはあまりないかも知れませんが、

耳で聞くことも多い言葉だと思います。

特に正月のテレビ番組ではよく聞きますね!

もちろん(きんむ)ではありません。

では、「謹む」と書いてなんと読むでしょうか?

「謹む」読み方のヒントは?

年賀状によく、

新年を謹んでお祝い申し上げます

なんて書いていますね。

自分でも書いたことがあるのではないでしょうか?

「謹む」はかしこまるとか、ていねいにするとか、礼を尽くすという意味です。

お正月以外でも「謹んで承(うけたまわ)る」「謹んでお受けいたします」なんて使われています。

「謹む」読み方のもうひとつのヒントは?

ひらがなにすると「〇〇〇む」です!

さあ、もうわかりましたか?

「謹む」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

 

「つつしむ」

です!

 

ちなみに「謹賀新年」と「あけましておめでとうございます」を一緒に書いてはいけません。

注意しましょう!

5つ目の漢字は「見窄らしい」です!

「見窄らしい

これ、何と読むかわかりますか?

 

読み方を知らなくても、何となく正解できるかも?

 

さあ、あなたは何と読みましたか?

 

「見窄らしい」読み方のヒント!

 

「見窄らしい」は、

漢字で見慣れないですが、簡単に読める言葉です。

 

ちなみに最初の文字は「み」!

「み〇〇らしい」この〇〇に当てはまる言葉を考えてみましょう!

 

さて、読めたでしょうか?

 

「見窄らしい」の読み方、正解は…

気になる正解は…

 

 

 

 

「みすぼらしい

です!

 

「見窄らしい」とは、

「外見が貧相」「身なりが見苦しい」ことを表す言葉です。

意味からして悪口っぽいですね…

 

「見窄らしい家」

「靴下に穴が空いて見窄らしい」

など、例文からもちょっと残念な印象を与えます。

 

ただし「見窄らしい」は、あくまで外見に関する言葉です。

 

その人やものが、本当に貧しいかどうかはまた別の問題。

「見窄らしい見た目だが、年商3億の会社の社長らしい」

なんて文章にも使われますよ。

 

また、服や持ち物にだけ使われるわけでもないんです。

「大病で入院し、やせ細って見窄らしくなってしまった」

などの、身体表現にも使われます。

 

どちらにしろ、あまり良い言葉ではないので、

使う時には注意が必要。

 

読み方だけではなく、意味や使い所もしっかり覚えて、

スマートに読めるようになりましょう!

まとめ

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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flower
とにかく本が好きです!