今日の難解漢字は、
「柔和」
「開眼」
「花鶏」
「海鰻」
「仮初」
です!
どれもなんとなく読めそうな漢字ばかりですが、
なんと読むか分かりますか?
目次
- 1 1つ目の漢字は「柔和」です!
- 2 「柔和」読み方のヒントは?
- 3 「柔和」読み方のもうひとつのヒントは?
- 4 「柔和」の読み方、正解は・・・
- 5 2つ目の漢字は「開眼」です!
- 6 「開眼」の読み方のヒントはこちら
- 7 「開眼」の読み方!正解は!?
- 8 3つ目の漢字は「花鶏」です!
- 9 「花鶏」の読み方のヒントはコレ!
- 10 「花鶏」の読み方の正解は・・・・?
- 11 4つ目の漢字は「海鰻」です!
- 12 「海鰻」の読み方のヒントは?
- 13 「海鰻」の読み方、正解は……
- 14 5つ目の漢字は「仮初」です!
- 15 「仮初」読み方のヒントは?
- 16 「仮初」読み方のもうひとつのヒントは?
- 17 「仮初」の読み方、正解は・・・
- 18 まとめ
1つ目の漢字は「柔和」です!
「柔和」読み方のヒントは?
柔道の漢字が使われているため、柔道の技のようですが全く関係がありません。
武道として考えれば、柔道はケンカ腰ではなく
どちらというと柔和な武道ということで、柔道とついたのかも知れませんね。
ちなみに(じゅうわ)ではありません。
「柔和」読み方のもうひとつのヒントは?
柔軟(じゅうなん)でもありません。
しかし柔軟剤など、やわらかくするという点では合っています。
「柔和」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「にゅうわ」
です!
どういう時に使うかと言えば、
性格や態度、しぐさなどがやわらかな人などを指すので、
「柔和な人」
「柔和なまなざし」
「柔和なしぐさの人」
など、誉め言葉として使われます。
もし、言われたことがあるのなら、最高の誉め言葉だと思って間違いはありません!
思い起こせば、男女ともにモテるのは柔和な人ではなかったでしょうか?
大人になると自然と目指す人も多い柔和ですが、
なかなか思うようにできませんよね。
柔和を目指すのが難しい・・・と思った人は、
相手の気持ちになって考えて、相手の喜ぶことを目指すといいでしょう。
2つ目の漢字は「開眼」です!
「開眼」の読み方をご存知でしょうか?
「かいがん」と読むのは、眼科手術などで目が見えるようになることをいう場合のみ。
「開眼」には違った読み方が存在しますよ。
「かいがん」と読む場合とは、意味も全く異なってきます。
さて、あなたにはその読み方がわかりますか?
「開眼」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字
- 「仏像や仏画に眼を描き入れること」や「真理・真髄を悟る」といった意味があります
- 「芸能の道に開眼したのは、劇団に所属していた友人の影響だ」のように使います
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「開眼」の読み方!正解は!?
正解は「かいげん」です!
目が見えるようになることを「開眼(かいがん)」というため、「開眼(かいげん)」と混同している場合も見られますが、意味が全く異なります。
ヒントで紹介したように、仏像などに最後に眼を描き入れて魂を込めることを「開眼(かいげん)」と呼びます。
たとえば、お墓や位牌、仏壇などに読経をしてもらって、魂をこめることを「開眼供養(かいげんくよう)」と呼ぶのも、そこから由来しているのですね。
3つ目の漢字は「花鶏」です!
朝食の定番といえば、ご飯orトーストにコーヒー、そして目玉焼き、スクランブルエッグ、卵焼きですよね!
共通しているのは卵。
哲学の永遠のテーマでもある「卵が先か、鶏が先か」のアレですねwww
今回は「鶏が後か」になりますが、「花鶏」の読み方が問題です!
読めなくても、これが鳥の仲間であることはほぼ確定と言っていいでしょう。
「花が先か、鶏が後か」、その答えやいかに!!
「花鶏」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇」の3文字です。
ヒント② 「鶏」の部分は、「とり」と読みます。
ヒント③ これは鳥の一種でうが、鶏とはかなり違います。
「花鶏」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「アトリ」です!
「花鶏」とは、体長15cmほどの小さな鳥です。
ユーラシア大陸北部の寒い地方で繁殖し、冬は北アフリカや中央アジアなどで越冬する渡り鳥です。
「鶏」という漢字がつきますが、少し大きなスズメといった姿形をしています。
茶色をベースに、黒や白の羽をもち、胸部の羽毛は橙褐色で綺麗な鳥なので、愛くるしい見た目をしているのが特徴です。
日本では、日本海側から山形県や富山県などに飛来し、各地に散らばるようです。
季節を教えてくれる動物って、何だか素敵ですね!
4つ目の漢字は「海鰻」です!
「海鰻」って何て読むか分かりますか?
(かいまん)ではありません。
(うみうなぎ)とも読みますが、
もっと一般的に知られている魚の名前で答えてください。
「海」に住む「鰻」に似た魚です。
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「海鰻」の読み方のヒントは?
ヒント① 海水魚です。
ヒント② 関東では「煮る」関西では「焼く」のが一般的です。
ヒント③ 「天ぷら」にしてもおいしいです!
何と読むかわかりましたか?
「海鰻」の読み方、正解は……
正解は……
「あなご」
です!
実は、「海鰻」(うみうなぎ)は「形状が鰻に似た海水魚のこと」を表していますので、
「はも」
これも正解です!
「うなぎ」と「あなご」を区別するときは、あごを見ると違いがわかりやすいです。
「うなぎ」は下あごが出ていますが「あなご」は上あごが出ています。
また、よく見ると色も違います。
「うなぎ」は黒に近い灰色ですが「あなご」は薄茶色をしています。
ちなみに「うなぎ」はウロコがあるため、皮膚呼吸とエラ呼吸の両方ができます。
「うなぎ」と「はも」の違いはどうでしょうか。
「はも」は奥まで裂けた口と尖った歯が特徴的で、簡単に見分けることができます。
「うなぎ」「あなご」「はも」はどれを食べてもおいしいことは間違いありませんので、食べ比べを楽しんでみてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました!
5つ目の漢字は「仮初」です!
「仮初」と書いて、なんと読むか分かりますか?
漢字で書くとわからなくなるかもしれませんが、平仮名やカタカナでよく使われている言葉です。
語呂のいい言葉なので、テレビ番組や曲のタイトルとして使われることもあります。
しかし言葉の意味はわかってないかもしれません。
さて、「仮初」と書いてなんと読むでしょうか?
「仮初」読み方のヒントは?
「仮初」の意味は、その時かぎり、しばらく、当座、間に合わせという短い期間のことです。
口に出して使う事は少ないですが、小説などにはよく出てきますね。
あくまでもその場しのぎという意味なので、
「とりあえず友達の家で、仮初の暮らしをしている」
とか、「仮初の恋」なんてとても一時的な様子を表せていますね。
読み方の最大のヒントはお正月の「書初め」です。
「仮初」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇」です!
さあ、もうわかりましたか?
「仮初」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「かりそめ」
です!
ぜひ、覚えておきましょう。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!