今回の難読漢字は…「毬藻」です!
北海道旅行のお土産としてメジャーな存在ですよ。
知れば知るほど不思議な生きものです。
「毬藻」の読み方のヒントは?
1.北海道の阿寒湖(あかんこ)には、直径30cmもある「毬藻」が生息しています。
2.環境がよければ、300年も生き続けるのだそう!
3.日当たりに注意すれば、おうちでも育てられます。
正解は…
正解は「まりも」でした!
ご当地キャラクターの「まりもっこり」が有名ですね。
「毬藻」とは、糸状の緑藻が集まって球体になった植物です。
緑藻が集合体になること自体はよくありますが、阿寒湖の「毬藻」のように大きく美しい球体に育つことは世界的に珍しく、1921年天然記念物に指定されました。
ちなみに、阿寒湖のお土産屋さんで販売しているのは天然記念物ではなく養殖された毬藻です(念のため)。
「毬」と「藻」の成り立ち
「毬」は「毛」と毛皮を引き締める様子をあらわした「求」の組み合わせ。毛皮を中心からぎゅっと引き締めると丸くなりますね!
「藻」を構成するのは、さんずい・草かんむり・喿(ソウ)です。
植物をあらわす「草かんむり」、水を意味する「さんずい」、そして「喿(ソウ)」には「浮つく」という意味があります。