今日の難解漢字は、
「虞」
「閂」
「女人禁制」
「逸る」
「憩い」
です!
どれもなんとなく読めそうな漢字ばかりですが、
なんと読むか分かりますか?
目次
1つ目の漢字は「虞」です!
漢字クイズのお時間です。
「虞」という漢字、読むことができますか?
かなりいかつい字面なので一見ぎょっとしてしまいますが、絶対に聞いたことがある言葉です。
いかがでしょうか?
「虞」の読み方のヒントは?
この漢字の仲間の漢字をヒントとしてご紹介します。
似たような意味やセットで使われることが多い漢字は、「危」「恐」「惧」などです。
なんとなーくこれらの漢字の雰囲気は感じ取っていただけたでしょうか?
「虞」の意味は「心配」「恐怖」です。
「雨が降ったらあの崖は崩れる虞がある」
のように使います。
分かりましたか?
正解は…
正解は…
おそれ
でした!
通常、「恐れ」と表現しますが、この「虞」や危惧の「惧」の「惧れ」を使う場合もあります。
信じられないかもしれませんが、「虞」という漢字は常用漢字です。
ただ、実際にはあまり使われていないので「常用」とは言い難い漢字となっています。
誰も使わなくなってしまう「虞」すらありますね。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
2つ目の漢字は「閂」です!
「閂」の読み方をご存知でしょうか?
当然ですが「いちもん」ではありません。
門がまえの漢字はとてもたくさんありますね。
「間、聞、問、闇」などなど、どれもよく目にする漢字ですが、「閂」は見たことの無い方が多いでしょう。
さて、あなたには読むことができますか?
「閂」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字。
- 門に関係のある物の名称です。
- 「閂」という漢字がその物の形を表しています。
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「閂」の読み方!正解は!?
正解は「かんぬき」です!
「閂(かんぬき)」とは、左右の扉、または扉と枠の両方にまたがって通す、横木のことです。
扉を外から開けることができないようにするための、錠の一種ですね。
ヒントにも書きましたが「閂」という漢字を見ると、まさにその物の形を現わしていることがわかります。
「閂(かんぬき)」以外にも、「貫木(かんのき)」や「関木(かんぎ)」などと呼ばれることもあります。
3つ目の漢字は「女人禁制」です!
「女人禁制」の読み方をご存知でしょうか?
おそらくほとんどの方が「にょにんきんせい」と読んでいると思われます。
もちろん「にょにんきんせい」でも間違いではないのですが、本来の正しい読み方があるのです。
さて、「女人禁制」の正しい読み方が、あなたにはわかりますか?
「女人禁制」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇〇〇〇〇」の8文字
- 「にょにんきんせい」と一文字しか違いません
- 「女人禁制につき女性は立ち入り禁止となっています」などと使います
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「女人禁制」の読み方!正解は…?
正解は「にょにんきんぜい」です。
特定の神事や仏教の霊場などに女性の立ち入りを禁ずることを「にょにんきんぜい」といいます。
宗教的な言葉として使う場合のみ「にょにんきんぜい」と「制」の部分を濁って読むため、例えば男子禁制の場合は「だんしきんせい」と、濁らずに読みます。
とはいえ、現代ではほとんど「にょにんきんせい」と読まれており、決して間違いではありません。
しかしNHKにおいては今も「にょにんきんぜい」が正しいとしているなど、まだ色々と見解が分かれているようですね。
4つ目の漢字は「逸る」です!
「逸る」の読み方をご存じでしょうか?
「そる」「はぐる」以外の読み方でお答えくださいね。
「逸る」という漢字には3つの読み方がありますが、読み方を間違えると全く違った意味になってしまいます。
さて、上記以外の読み方があなたにはわかりますか?
「逸る」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇る」の3文字です
- 気持ちが焦ったり、勇み立つ様子をいいます
- 「逸る気持ちが抑えきれない」などと使います
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「逸る」の読み方!正解は!?
正解は「はやる」です!
冒頭でお伝えしたように「逸る」には3つの読み方があり、それぞれ意味が異なります。
- はやる:気持ちが焦ったり、勇み立つこと
- そる(それる):話が他にそれる、思わぬ方向へ向かう
- はぐる:覆うものを取り去って下のものを表す
3番は少しわかりにくいかも知れませんね。
本のページをめくることを「ページをはぐる」、布団をめくることを「布団をはぐる」などといいます。
読み方を間違えると意味が通じなくなるので、注意しましょう。
5つ目の漢字は「憩い」です!
「憩い」と書いて、なんと読むか分かりますか?
わざわざ口に出して使うことは無いかもしれませんが、
「憩い」という文字だけでなぜだか心が温まる気持ちになれます。
なので、「憩いの場所」「憩いのお店」「憩いの集い」など使われることも多い言葉です。
さて、「憩い」と書いてなんと読むでしょうか?
「憩い」読み方のヒントは?
まず「憩い」は、心を体を休める、という意味です。
憩いの場所は人それぞれですが、単なる公園のベンチでも、いつもの居酒屋でも自分がリラックスできるなら、そこが憩いの場所です。
気の置けない友人たちとの集まりは、憩いの集いであり素の自分を出して寛げるでしょう。
憩いのひとときがあるから、頑張れるという人も。
「憩い」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇い」です!
さあ、もうわかりましたか?
「憩い」読み方の正解は・・・
正解は・・・
「いこい」
です!
もっとわかりやすくいえば、オアシスのような感じですかね。
ぜひ、覚えておきましょう。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!