今回のお題は「綻びる」「適宜」「仏座」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「綻びる」
漢字クイズのお時間です。
今回の漢字はこちら。
「綻びる」という単語です。
「錠(じょう)」という漢字に似ていますが、読み方は「じょうびる」ではありません。
読めますでしょうか?
「綻びる」の読み方のヒントは?
読み方そのものは字面から連想しづらいので、意味から推測してみましょう。
この言葉の意味は「縫い目がほどける」や「つぼみの状態から花が開きかける」です。
派生で「綻ぶ」という単語もあります。
こちらは「良いことが合ったので、つい口元が綻んでしまった」のように使います。
わかりますでしょうか?
正解は…
正解は…
ほころびる
でした!
「ほころびる」という言葉自体、最近ではあまり使われなくなってきたものの、一度は耳にしたことがあるはずです。
ちなみに、「鳥がさえずる」といった意味もあります。
こう考えると用途が広い言葉だということが分かります。
ぜひこの機会に意味とセットで漢字を覚えてみてくださいね。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
2問目はこの漢字!「適宜」
「適宜」という言葉は、日常生活でも使いますし、テレビでもよく耳にする言葉です。
漢字としてもよく見ているはずなのに、いざ正しい読み方は?と聞かれると答えに窮してしまう「適宜」。
これは常識問題でもありますので、知らないと少し恥ずかしいかも・・・。
あ、ちなみに「てきせん」と読んでしまった方は不正解なので、ヒントを見ながら正しい読み方を覚えてくださいね!!
「適宜」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇」の3文字です。
ヒント② 「てきせん」は間違いです。
ヒント③ 同じ意味の言葉は「随時」になります。
「適宜」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「てきぎ」です!
「適宜」とは、「ほどよく」や「その時々の状況に合わせて」という副詞になります。
のらりくらり、と言えば軽くなってしまいますが、その時々の状況に応じて臨機応変に対応できる様は、まさに百戦錬磨の猛者に相応しい、カッコいい言葉でもあります。
ですが、実際に日常生活で使われている例をみると、「適宜、休憩してください」や「ホームページに適宜情報を掲載する」などというものが多く、「自分の能力でどんな荒波も乗り越える」ような意図は感じられないのも事実です。
こういう時でも、「適宜」自分の頭を柔らかくして、多面的に考えましょう!
最後はこの漢字!「仏座」
「仏座」は植物の名前です。
「仏座」(ぶつざ)と読んで、「仏像彫刻を安置させるための台座」という意味もあります。
しかし、今回は、(ぶつざ)以外の読み方を考えてみてください。
「仏座」の読み方のヒントは?
葉っぱの形が仏様の台座に似ていることから名づけられました。
子供のころに蜜を飲んだこともある人もいるのではないでしょうか。
ちなみに、春の七草のひとつだと思っている人もいるかもしれませんが、実は、春の七草は「コオニタビラコ」というキク科の別の植物です。
さあ、何と読むかわかったのではないでしょうか。
「仏座」の読み方、正解は……
正解は……
「ホトケノザ」
でした!
そのまま、素直に読むと正解できた方も多いのではないでしょうか。
仏座は春が開花時期ではありますが、日当たりのよい場所だと通年花を咲かせることができます。
また、どんな場所にも花を咲かせることができる雑草です。
「雑草魂」ともいう言葉もありますが、雑草のようにたくましく、しなやかに生きていくことを目指してみるのもいいのではないでしょうか。
コンクリートからでも花を咲かせることができる強さを持ちたいものです。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました!