今回の難読漢字は「篤志家」「三位一体」「仰臥位」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
目次
1問目はこの漢字から!「篤志家」
「篤志家」の読み方をご存じでしょうか?
「篤い」と書いて「あつい」と読みますが、「あつしか」と読んでしまうと恥ずかしいですよ。
割とよく見かける漢字なのですが、熟語になると読みづらいかも知れません。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「篤志家」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字です
- 公共の福祉や社会奉仕を熱心に行う人のこと
- 「災害地域に多くの篤志家が寄付をした」のように使います
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「篤志家」の読み方!正解は!?
正解は「とくしか」です!
「篤」という字は「危篤」のように「病気が重い」といった場合に使われる一方で、「情に厚い」「熱心である」などの意味もあるため「篤志」は志のあつい人といった意味になります。
つまり「篤志家」とはヒントでも示した通り「公共の福祉や社会奉仕を熱心に行う人」のことです。
しかし、災害地域で片づけを手伝っている方々のことは篤志家とはいわないため、注意しましょう。
2問目はこの漢字!「三位一体」
「三位一体」の読み方をご存じでしょうか?
そのまま素直に読むと「さんいいったい」ですが、それは間違いです。
これまで誤読していたという方も多いかも知れませんね。
では、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「三位一体」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇〇〇〇」の7文字
- 三者が心をひとつに合わせること
- この計画を成功させるために三位一体でがんばろう
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「三位一体」の読み方!正解は!?
正解は「さんみいったい」です!
冒頭でもお伝えしましたが「さんいいったい」と誤読しやすいので、注意しましょう。
三位一体には以下の3つの意味があります。
- キリスト教で「父(神)・子(キリスト)・聖霊」は1つの神が3つの姿となって表れたものであるという考え方
- 三者が心をひとつに合わせること
- 三者が全く同じであるということ
現代の日本では、2番目の「三者が心をひとつに合わせること」という意味で「三位一体」を使う場合が多いといえるでしょう。
最後はこの漢字!「仰臥位」
「仰臥位」の読み方をご存じでしょうか?
字面から「こうふい」と読めそうにも思いますが、もちろん間違いです。
かといって、それでは何と読めばよいのか…
さて、あなたにはわかりますか?
「仰臥位」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇〇」の5文字です
- あおむけに眠ることをいいます
- 「仰臥位の姿勢で休んでください」などと使います
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「仰臥位」の読み方!正解は!?
正解は「ぎょうがい」です!
日常的に使う言葉ではないので、知らない方も多かったかも知れませんね。
「仰(ぎょう)」は上を向くこと、「臥(が)」は横になって眠ることなので、「仰臥位(ぎょうがい)」はあおむけに眠るという意味になります。
また「背臥位(はいがい)」も同じく、あおむけに眠ることです。
さらに、うつ伏せになって寝ることは「伏臥位/腹臥位(ふくがい)」、横向きに寝ることを「側臥位(そくがい)」と呼びます。
ちょっとややこしいですが、この機会に覚えておいてくださいね。