今日の難読漢字は
「靱やか」
「奄ち」
「乃ち」
の3つです。
さて、なんと読むか分かりますか?
目次
まず最初の難読漢字は「靱やか」です!
「靱やか」と書いて、なんと読むか分かりますか?
靱やかさを身に付ければ、鬼に金棒です!
最近では人間も靱やかに強くなることが一番だといわれています。
さて、「靱やか」と書いてなんと読むでしょうか?
「靱やか」読み方のヒントは?
考えや対応が柔軟な様子のことも、「靱やか」といいます。
昔の教育はとにかく強くなるように、一方的に抑え込むやり方でしたが、
最近では靱やかに強くなることが一番だといわれています。
弾力に富んで、よくしなり、それでも元に戻ろうとする強い力を蓄えると、挫折も軽々と乗り越えられるようになります。
あまりに硬すぎると、折れると戻らないですからね。
「靱やか」は、動作がごつごつしていない様子という意味もあります。
何事も「靱やかな身のこなし」ができるようになるのが理想ですね!
「靱やか」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇やか」です。
さて、もうわかりましたか?
「靱やか」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「しなやか」
です!
他にも態度が上品で洗練されているという意味もあり、「靱やか」という言葉はほぼ誉め言葉として受け取っていいでしょう。
ぜひ、覚えておきましょう。
次の難読漢字は「奄ち」です!
「奄ち」と書いて、なんと読むか分かりますか?
パッと見ると(おれたち)(おれっち)と読み間違えてしまいそうですが、人偏は付いていません。
奄美大島などの「奄」です。
でも、あまっちではありません。
さて、「奄ち」と書いてなんと読むでしょうか?
「奄ち」読み方のヒントは?
「奄ち」の意味のヒントは、「あっという間」です。
もうひとつヒントをいうと「瞬く間に」(またたくまに)です。
「雨が上がったと思ったら、奄ち虹ができた」「奄ち売り切れてしまった」なんて使います。
もっとピンポイントのヒントをいうなら、この言葉が方言の地方もあります。
方言では「奄ち生2つ!」なんて風に使われています。
一度くらいは聞いた事あると思いますよ。
「奄ち」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇ち」です。
さて、もうわかりましたか?
「奄ち」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「たちまち」
です!
漢字のイメージとはちょっと違う読み方ですね。
ぜひ、覚えておきましょう。
最後の難読漢字は「乃ち」です!
「乃ち」と書いて、なんと読むか分かりますか?
もちろん、(のち)とは読みません。
ちなみに則ち、即ちと書いても正解で、読み方も意味も同じです。
なんとなくピンと来たかもしれませんね。
さて、「乃ち」と書いてなんと読むでしょうか?
「乃ち」読み方のヒントは?
最大のヒントを先にいえば「乃ち」は、接続詞です。
すると、つまり、しかし、つまり、それから、さらに、要するに・・・などなど。
使う時は、そこで、そうしてから、やっと、しかるに、かえって、意外にもという意味合いで使います。
つまりはそういう事なのです。
ちょっとかしこまった言い方なので、普段使いには向いていませんが、漢文や需要な書類、テレビのニュースなどではよく使われています。
絶対に聞いたことのある言葉だと思います。
「乃ち」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇ち」です。
さて、もうわかりましたか?
「乃ち」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「すなわち」
です!
普通におしゃべりしていて「乃ち」と使われるとちょっと堅い感じがします。
もっとマイルドな接続詞を使う方が、相手も心を開きやすくなりますよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。