今日の難読漢字クイズは「喙」です。
普段よく使う漢字…ではありません。
美しい音を奏でるアレですよ!
「喙」の読み方のヒントは?
1.「喙」をひらがなにすると4文字になります。
2.フランス語で「Le bec」、イタリア語は「Becco」、スペイン語なら「Pico」!
3.『「君の家庭のことに喙を容れるようですまないが……』アントン・チェーホフ「決闘」より引用
正解は…
正解は「くちばし」でした!
一般的には鳥類の口のとがった部分です。
カモノハシや爬虫類など、実は鳥類以外にも喙を持つ生きものがいます。
上下のあごの骨が角質化したものだと考えられています。
「嘴」「觜」と書いても正解です。
「喙」の音読みは「カイ」、訓読みは「くちばし」!
「ことば」と読む場合もあります。
「喙」を使った言葉
「喙」という言葉はいろいろな熟語に使われます。
いくつか紹介しましょう!
容喙(ようかい):横から口出しすること。横から口をはさむこと。「他人が容喙するな!」のように使います。
跂行喙息(きこうかいそく):動物すべてのことですが、特に虫や鳥の類を指します。
喙長三尺(かいちょうさんじゃく):三尺もある長い喙を持っていることなので、弁が立つ、口が達者という意味あいです。
長頸烏喙(ちょうけいうかい):首が長くて、口がカラスのようにとがっている人。このような人相の人はカラスのように強欲で陰険だという中国の言葉。