漢字読み講座

「燕」ってなんて読む? なんと(つばめ)以外にも読み方があります!

「燕」と書いて、なんと読むか分かりますか? なんと(つばめ)以外にも読み方があります! さあ、なんと読むでしょう?

「燕」読み方のヒントは?

ヒントは全体で4文字、「〇〇〇〇」となります。 ある動物の名前です。この動物自体は大変身近ですが、この呼び方は あまり一般的ではないかもしれません。 何か思い当たるものはあるでしょうか?

「燕」読み方のもうひとつのヒントは?

最初の一文字目は「つ」です。 つばめの古い呼び方で、最近ではこの呼び名を元にしたキャラクターを テレビで見かけることも少なくないかもしれません。 これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?

「燕」の読み方、正解は・・・

正解は・・・
「つばくろ」
です!

「つばくろ」は「つばめ」の古い呼び方で、他にも「つばくらめ」と呼ばれることもありました。 民家や公共施設の軒先に巣を作ることが多く、これは人が多いところは外敵となるカラスなど に襲われにくいためと言われています。

稲作が盛んな日本においては、昔から稲の害虫を食べる益鳥として大事にされており、 また巣ができた家は栄えるなど、縁起のよい鳥として扱われていました。

東京ヤクルトスワローズのマスコットキャラクターである「つば九郎」も、 この古い呼び方である「つばくろ」が元になっていることは想像に難くないでしょう。 スワロー自体が燕ですからね。