今回のお題は「暫く」「一段落」「傍目」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「暫く」
よく聞く言葉ですが、漢字にすると途端に読めない漢字です。
子どもから大人までよく使う言葉だと思います。
『今すぐ!』という訳には行きませんが、そこまで時間はかかりませんよ。という意味合いで使います。
もしかすると、もう読み方が分かった人もいるかもしれません。
平仮名にすると「〇〇〇く」です。
「暫く」という漢字、あなたは読めますか?
「暫く」読み方のヒントは?
ここまで言えばわかってしまうかもしれませんが、
電話が保留になった時などに、アナウンスされている言葉です。
さあ、もう答えは分かりましたか?
「暫く」の読み方の正解は・・・・?
正解は・・・
「しばらく」
です!
「ただ今、電話が大変込み合っています。暫くお待ちになるか、少したってからもう一度お電話下さい。」
などアナウンスでよく聞く言葉ですね!
しかし、普段から生活している中でもよく使うのではないでしょうか?
特に親しい人に対して
「暫く待ったけど、全くしないから今すぐして!」
「暫く考えてみたけど、やっぱり私はこっちの方がいいと思う」
などしばらくの出番は多いです。
実際に漢字を書くことは少ないかも知れませんが、覚えておいてくださいね!
2問目はこの漢字!「一段落」
「一段落」の読み方をご存知でしょうか?
「ひとだんらく」と読む人が非常に多いため半ば認められつつあるのですが、本来は間違いです。
それでは正しい読み方は?
「一段落」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇〇〇」の6文字
- 「ひとだんらく」と2文字しか違いません
以上の2つのヒントで考えてみてくださいね。
「一段落」の読み方!正解は!?
正解は「いちだんらく」です!
これはヒントの段階で、ほとんどの方が正解したかもしれませんね。
とはいえ「いちだんらく」と「ひとだんらく」、会話をしている途中で「どっちが正しいんだったっけ?」と迷ったことのある方は多いはず。
扱いは国語辞典によってばらばらで、「ひとだんらく」を間違いとしているものもあれば、「ひとだんらく」を補足として付け加えている場合もあります。
ちなみに、NHKでは、「いちだんらく」を伝統的な読み方として採用しているようです。
言葉は時代と共に変わっていくため、近い将来には「ひとだんらく」も正式に認められるかも知れませんね。
最後はこの漢字!「傍目」
「傍目(はため)」とは、第三者の立場で脇から見ていることを意味します。
「具合が悪いなんて、傍目には分からない」などと使われますよね。
ただし、「傍目八目」という四字熟語を「はためはちめ」と読んだあなたは不正解!
「傍目」には「はため」以外の読み方があって、「傍目八目」の場合にはそちらの読み方を使うんです。
それでは何と読むのか、さっそく見ていきましょう!
「傍目」の読み方のヒントは・・・?
- 「傍目」の「はため」以外の読み方は、ひらがなで「〇かめ」の3文字!
- 「傍目八目」の読み方は、ひらがなで「〇かめはち〇〇」!
何となく聞いたことのある四字熟語のような・・・
それで「傍目」の読み方も分かりましたよね・・・?
「傍目」の読み方の答えは・・・
正解は「おかめ」でした!
そして、「傍目八目」は、「おかめはちもく」と読む四字熟語。
「傍目八目」とは、当事者より第三者の方が物事を冷静に見られるという意味があります。
囲碁の対局中。対局者は緊張や焦りなどで打つ手を間違えてしまうこともあって、傍から見ている人の方が冷静に「八手先」までも見通すことができることから誕生しました。
ちなみに、「傍目八目」は「岡目八目」と書く場合もあります。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!