「心悲しい」って何て読むか分かりますか?
(こころかなしい)ではありません!
意味は、心が悲しいと感じている様子を表すのですが……
「心」を何と読むのかを考えてみましょう。
(こころ)も(しん)も違います!
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「心悲しい」の読み方のヒントは?
「心」の対義語は「面」です。
「面」は(おもて)と読みます。
現在でも、「面長」(おもなが)などの漢字で使用したり、
「面を上げる」(おもてをあげる)は「顔を上げる」という意味で使ったりする漢字です。
つまり「おもて」の反対語を考えると正解が見えてきます!
何と読むか分かりましたか?
「心悲しい」の読み方、正解は……
正解は……
「うらがなしい」
です!
心(うら)の中で抱いた感情が、表情(面:おもて)に出ることを表現しています。
「うらやむ」も「心(うら)」が「病(や)む」ことを意味する言葉です。
病気になってしまうほど、心(うら)を表現せずに気持ちを溜め込んでしまうと、いずれ「恨む」(うらむ)ようになってしまいます。
「恨む」も「心」(うら)が語源なのです。
心が病気になって辛く、苦しい思いをしないためには、心で感じたことを感じたまま素直に表現することが大切なのかもしれませんね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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