今日の難解漢字は、
「枇杷」
「周」
「諄い」
「挿頭す」
「六連星」
です!
どれもなんとなく読めそうな漢字ばかりですが、
なんと読むか分かりますか?
目次
- 1 1つ目の漢字は「枇杷」です!
- 2 「枇杷」の読み方のヒントはこちら
- 3 「枇杷」の読み方!正解は…!?
- 4 2つ目の漢字は「周」です!
- 5 「周」の読み方のヒントは?
- 6 正解は…
- 7 「周(ぐるり)」と「ぐる」の関係
- 8 3つ目の漢字は「諄い」です!
- 9 「諄い」読み方のヒントは?
- 10 「諄い」読み方のもうひとつのヒントは?
- 11 「諄い」の読み方、正解は・・・
- 12 4つ目の漢字は「挿頭す」です!
- 13 「挿頭す」読み方のヒントは?
- 14 「挿頭す」読み方のもうひとつのヒントは?
- 15 「挿頭す」の読み方、正解は・・・
- 16 5つ目の漢字は「六連星」です!
- 17 「六連星」の読み方のヒントは?
- 18 「六連星」の読み方、正解は……
- 19 まとめ
1つ目の漢字は「枇杷」です!
「枇杷」という字の読み方はご存知でしょうか?
ヒヘ…?それとも、ヘハ…?
気持ちはわかりますが、不正解です。
さて、あなたには読むことができますか?
「枇杷」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇」の2文字
- 植物の名前です
- オレンジ色の美味しい実を付けます
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「枇杷」の読み方!正解は…!?
正解は「ビワ」です!
「枇杷(ビワ)」はバラ科の植物で、高さは約10メートルになります。
夏になると実がオレンジ色に熟して、スーパーなどにも並びますね。
ところで、果物のビワは、楽器の「琵琶(びわ)」に形がそっくりだと思いませんか?
ビワの木には楽器の「琵琶(びわ)」にそっくりな形の実がなるため、5~6世紀頃に
中国でビワと呼ばれるようになったということです。
先にビワの木の名前があって、後で楽器の名前が付けられたのではなく、先に楽器の名前があったとは意外ですね。
ちなみに日本でビワの実が食されるようになったのは江戸時代の後期。
当時のビワの実は球形で、現在のように卵型のものは江戸時代の末期に中国から入ってきました。
2つ目の漢字は「周」です!
本日の難読漢字クイズは「周」!
「周り(まわり)」「周(シュウ)」、おなじみの漢字ですが…
意外な読み方がもうひとつあるんです!
「周」の読み方のヒントは?
1.「周」をひらがなにすると3文字になります。
2.「周」に関連する言葉には、「回転」「宙返り」「らせん」「旋回」などがあります。
3.「庭園には周と垣根が巡らされていた」のように使います。
正解は…
正解は「ぐるり」でした!
「周(ぐるり)」とは、何かが回っている様子、円を描いて動いたり取り囲んだりすることをいいます。
「くるり」は軽くすばやい回転を指しますが、「ぐるり」は大きく鈍重な回転をあらわします。
「周(ぐるり)」と「ぐる」の関係
ところで、「お前たち、ぐるだったのか!」共謀する、悪だくみするという意味で「ぐる」という言葉がありますね。
「ぐる」は「グループ」の「グル」ではありません。
諸説ありますが、悪人たちが輪になって「ぐるり」と取り囲む様子から、「ぐるり」が「ぐる」の語源だといわれています。
また、浄瑠璃や歌舞伎といった芝居関係の隠語では、帯を「ぐる」と呼んでいたそうです。理由は「ぐるり」と輪を身体に巻きつけるから!
どちらも「ぐるりと輪になる」ことが共通しています。
3つ目の漢字は「諄い」です!
「諄い」と書いて、なんと読むか分かりますか?
ほどんどが平仮名表記になっているけれど、絶対に聞いたことがあるし、自分でも使った事があると思います。
家ではお母さんが、学校では先生が、仕事では上司が大切な事を言ってくれていますが、言われる方からしたら「諄い」と思う事も。
さて、「諄い」と書いてなんと読むでしょうか?
「諄い」読み方のヒントは?
同じことを何度も何度も繰り返し言われると、聞き流せる時はいいけど、少しでも心に余裕がないとイライラしてきますよね。
他にも味付けが複雑すぎて「味が諄い」と言ったり、
ごちゃごちゃとした絵を見て「諄い絵」と言ったり。
濃厚すぎるよりも、シンプルで分かりやすいものが好まれます。
そしてこだわりがありすぎて、人に押し付けるのは嫌われます。
男子が女子の事を嫌になるのは、何度も何度も同じようなことを注意してくる「諄い」所だったりします。
「諄い」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇い」です!
さて、もうわかりましたか?
「諄い」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「くどい」
です!
細かすぎる人もなかなかに「諄い」です。
ぜひ、覚えておきましょう。
4つ目の漢字は「挿頭す」です!
「挿頭す」読み方のヒントは?
「挿頭す」読み方のもうひとつのヒントは?
「挿頭す」の読み方、正解は・・・
5つ目の漢字は「六連星」です!
「六連星」って何て読むか分かりますか?
(ろくれんせい)ではありません。
(ろくれんぼし)でもありません。
ひらがな3文字です。
”〇〇〇”
「六つに連なる星」で想像してみてください。
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「六連星」の読み方のヒントは?
星の名前です。
肉眼では六つに見える星ですが、実際は数百個の星が不規則に並んでいる星です。
おうし座にある有名な星といえば……?
何と読むか分かりましたか?
「六連星」の読み方、正解は……
正解は……
「すばる」
です!
「六連星」(むつらぼし)とも読みます。
「統べる」の自動詞である「統ばる」が語源です。
「まとまって一つになる」という意味があります。
すばるは和名です。
世界的には「プレアデス星団」と呼ばれています。
ギリシャ神話のアトラスとプレイオネの間に生まれた7人姉妹にちなんで名付けられました。
車メーカーである「SUBARU」の由来もこの星です。
エンブレムには6つの星を使っています。
古くは『万葉集』『古事記』『枕草子』にも登場しますので、昔から親しまれてきた星です。
冬に夜空を見上げて探してみてはいかがですか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!