今回のお題は「索麺」「氈鹿」「袂」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「索麺」
一般的には平仮名で表記されるこの食べ物。
漢字で書くとしても、有力なものが他に一つあるので、「索麺」はさらに難しいものとなっています。
音読みすれば「さくめん」ですが、発音上のニュアンスは近いものがありますが、まずこれだけでは正解はできないと思いますので、ヒントも参考にしてみてください。
さあ、あなたはこの「索麺」、読めますか?
「索麺」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「うどん」をもっと細くした麺です。
ヒント➁ 素麺とも書きます。
ヒント③ 夏に氷を入れるなど、冷やして食べると絶品です。
「索麺」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「そうめん」です!
「そうめん」は皆さんご存じ、小麦粉を原料とした麺で、まさに「うどんを細くしたもの」です。
基本的には、「うどん」や「ひやむぎ」とは細さの定義が違い、日本農林規格によると、「そうめん」は直径1.3mm未満という決まりがあるそうです。
こ、細かい・・・www
ちなみに、よく間違えられる「ひやむぎ」は、1.3mm以上1.7mm未満、「うどん」は1.7mm以上だそうです。
ただ細さが違うだけなのに、それだけで食感はもちろん、味そのものも違うと感じてしまうのが不思議でなりません。
2問目はこの漢字!「氈鹿」
氈鹿の読み方がわかりますか?
「毛」という字が使われているので「もうしか」や「もうか」と読んだ人もいるかも知れませんが、違います。
さて、あなたには読むことができるでしょうか?
「氈鹿」の読み方って?ヒントはこちら!
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字
- 動物の種類の名前です
- 鹿の字が使われていますが鹿ではありません
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「氈鹿」の読み方!正解は…!?
正解は「カモシカ」です!
鹿の字が使われていますが、鹿の仲間ではなく、なんとウシ科の動物です。
これは紛らわしいですね…
カモシカと名付けられた由来にはいくつかの説があります。
- ニホンカモシカは山岳(かま)に住んでいるから
- 毛氈と呼ばれる敷物にニホンカモシカの毛を使ったから
- 肉がまるで鴨のように美味しいから
諸説ありますが、定かではないようです。
カモシカは漢字で「羚羊」とも書きますが、こちらは「レイヨウ」と呼ばれる別種の動物です。
ちなみに、美しい脚を指して「カモシカのような脚」などといいますが、カモシカの脚は太くて、美しいとはいえません。
比較して「羚羊(レイヨウ)」の脚はすらっとしているので「羚羊(レイヨウ)」のことを指しているようですね。
最後はこの漢字!「袂」
普段、着物に接することがある人はすぐにわかる漢字です。
着物以外でも、「袂を分かつ」「袂に入れる」なんて言葉もあります。
さて、「袂」と書いてなんと読むでしょうか?
「袂」読み方のヒントは?
腕全体の事、特にひじから肩までの部分を「袂」といいます。
着物でいうと、袖の下の袋になっている部分が「袂」です。
袂が触れ合う位仲の良かった人と、分かれることになった時に「袂を分かつ」なんて使います。
「袂を連ねる」は、仲間となり共に行動をすることを指しています。
そして、サッと出し入れできることから「袂に入れる」「袂から出す」なんて言葉もあります。
他にも、ふもと、すそ、という意味があり、「橋の袂」なんて使ったり。
橋の袂は、陸地と繋がっている端っこの事です!
あまり口にすることは無いかもしれませんが、現役の学生は覚えておきましょう。テストに出ます。
「袂」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇」です!
さあ、もうわかりましたか?
「袂」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「たもと」
です!
ぜひ、覚えておきましょう。