今回のお題は「面子」「良」「泡沫」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「面子」
子どもの頃、牛乳瓶のフタを使った「面子(めんこ)遊び」が定番だったなぁ~・・・、という人も多いはず!
もちろん、私はその後の世代ですのでやったことはないんですが、2重にして貼り合わせると無敵になるそうですね!
そんな「めんこ」ですが、今回は「めんこ」ではない方の読み方を考えていきましょう。
「めんし」「おもこ」「おもし」・・・。
いろいろな候補が考えられますが、正解はいったい何でしょうか。
ヒントを参考に考えていきましょう!
「面子」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① いわゆる「メンバー」のことです。
ヒント➁ 「プライド」を指す言葉でもあります。
ヒント③ 「〇〇〇」の3文字です。
「面子」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「めんつ」です!
「面子」とは、「メンバー」の別称としても使われる言葉です。
よく使われるシチュエーションとしては、やはり麻雀でしょうか。
ちなみに、麻雀だと「メンバー」という意味以外にも、「3個で一揃いになる牌」のことも表します。
その他に、「面子がつぶれる」などの用法でもお馴染み、「プライド」と同じ意味ももちます。
この「面子」が読めないと、「面子丸つぶれ」ですよ!!
2問目はこの漢字!「良」
難読漢字にチャレンジ!
今回は「良」です。
使う機会が多い身近な漢字ですね。
あなたはどう読みますか?
「良」の読み方のヒントは?
1.「良し悪し」の「良」とは全く別の意味です。
2.時間や量、距離、気温などを表す際によく使われます。
3.ひらがなにすると2文字です!
正解は…
正解は「やや」でした!
「ややしばらく経って」「やや気温が上昇した」「やや後退した」など、新聞やテレビニュースで使われることの多い言葉です。
「良(やや)」には、「しだいに」「少しばかり」「かなり」「いくらか」「だんだん」といった意味があります。
『やや年も暮れ、春立てる霞(かすみ)の空に白河の関こえんと』松尾芭蕉「おくのほそ道」
「良」を使う言葉
最後に、「良」を使った面白い言葉を紹介しましょう。
悪貨は良貨を駆逐する:悪いものが良いものを圧倒して市場を占めること
良い花は後(あと)から:優れたものは、時間をかけなければできないこと
「狡兎良狗(こうとりょうく)」役に立つときはさんざん利用され、不要になると見捨てられる
「良弓難張(りょうきゅうなんちょう)」才能ある部下は自尊心が高く扱いにくいが上手に使えば役立つ
最後はこの漢字!「泡沫」
「泡沫」と書いて、なんと読むか分かりますか?
(ほうまつ)と読んでも正解ですが、意味は同じです。
水の泡というイメージで合っています!
なんとなく切ない、儚いものという漢字ですよね。
すぐに消えてしまう、壊してはいけない、繊細な物だからこそ切なくなるのかも。
さて、「泡沫」と書いてなんと読むでしょうか?
「泡沫」読み方のヒントは?
- 両方とも訓読みをする珍しい熟語です。
- よく似たイメージの、しぶきは「飛沫」です!
- 泡沫(ほうまつ)景気はバブルの事です。
- 泡沫(ほうまつ)会社はすぐに消えてなくなる会社の事です。
なんとなくイメージが沸きましたか?
泡沫の恋なんて、切なくて憧れますよね。
儚くて消えやすい不確かな物です。
好きか嫌いかは置いておいて、儚いものほど美しく映ります。
よく小説のタイトルにもなっています。森鷗外の本が有名ですね。
「泡沫」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇」です!
もうひとつヒントを出すと「うた〇〇」です。
さあ、もうわかりましたか?
「泡沫」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「うたかた」
です!
よく曲のタイトルにもなっていますね。
ぜひ、覚えておきましょう。