「巻繊汁」と書いて、なんと読むか分かりますか?
なんと(まきおりじる)ではないのです!
さあ、なんと読むでしょう?
「巻繊汁」読み方のヒントは?
ヒントは全体で6文字、「〇〇〇〇〇〇」となります。
ある日本の料理の名前ですが、全国的というよりは郷土的なイメージのある料理ですね。
何か思い当たるものはあるでしょうか?
「巻繊汁」読み方のもうひとつのヒントは?
最初の一文字目は「け」です。
最後に汁という字が入っている通り、汁物の名前です。
郷土料理っぽいのですが、かといってどこ地方かといわれると、 それもピンとこないという印象があります。
もしかしたらあなたの地元でも、この名前の汁物があるかもしれません。
これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?
「巻繊汁」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「けんちんじる」
です!
けんちん汁は一般的に、たっぷりの野菜や豆腐、こんにゃくなどゴマ油で炒めて、醤油と出汁で作られたすまし汁です。
地方やご家庭によっては、使われている材料や作る手順など、だいぶ違うかもしれませんね。
元々は精進料理だったようで、肉や魚は使わない・出汁も昆布やしいたけだけが使われていたそうです。
名前の由来も諸説あるようですが、鎌倉にある建長寺で作られたことから、建長汁(けんちょうじる)が由来とする説が有力なようです。