漢字読み講座

「花魁」「海嘯」「双目雪」これらの読み方は?【難読漢字に挑戦!】

今回のお題は「花魁」「海嘯」「双目雪」です。

どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…

あなたには全て読むことができますか?

1問目はこの漢字から!「花魁」

「花魁」の読み方をご存じでしょうか?

「魁」という字は「かい」と読めるので「はなかい」「かかい」…

残念ながらどちらも間違いです。

さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?

「花魁」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字
  2. 遊女の中でも位の高い人
  3. 「花魁芋」という品種の芋があります

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「花魁」の読み方!正解は!?

正解は「おいらん」です!

「花魁(おいらん)」とは、ヒントの2番でも示したように、遊郭の遊女の中で位の高い女性を呼ぶ言葉です。

その由来は、吉原遊郭で禿や新造の妹分が「おいらの所の姉さん」という意味で「おいらん」と呼んだことにあると言われていますが、定かではありません。

ヒントの3番の花魁芋とは、関東や東北地域で多く栽培される白っぽいさつまいものことで、中心部はうっすらと紫色に染まっています。

その美しい色合いから「花魁芋(おいらんいも)」と名付けられたのでしょう。

しっとりとした食感と控えめな甘みが美味しいそうなので、機会があれば食べてみてくださいね。

2問目はこの漢字!「海嘯」

「海嘯」の読み方をご存じでしょうか?

「かいしょう」とも読めますが、今回はもう一つの読み方を正解とします。

海で起きる現象には違いなさそうですね…

さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?

「海嘯」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字
  2. 地震などの影響で波長の長い波が川の上流へさかのぼる現象
  3. 地震の際に気象庁から「海嘯警報」や「海嘯注意報」が発令されることがある

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「海嘯」の読み方!正解は!?

正解は「つなみ」です!

「海嘯(つなみ)」は一般的には「津波(つなみ)」と表記されることが多いですね。

「海嘯(かいしょう)」と読むこともできますが「海嘯(かいしょう)」には「つなみ」と「海鳴り」の2つの意味ががあります。

また「嘯」には「うそぶく」「とぼける」「おおげさなことをいう」という意味があり、送り仮名を付けると「嘯(うそぶ)く」と読むことができます。

最後はこの漢字!「双目雪」

「双目雪」の読み方をご存じでしょうか?

素直に読むと「ふためゆき」や「そうめゆき」になりますが、間違いです。

この言葉には別の漢字表記があるため、そっちを見るとすぐに読み方がわかると思うのですが、もちろん内緒です。

さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?

「双目雪」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇〇〇〇」の5文字です。
  2. 目の粗い雪のことを言います。
  3. 「双目糖」という種類の砂糖があります。

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「双目雪」の読み方!正解は!?

正解は「ざらめゆき」です!

「双目雪(ざらめゆき)」は、一般には「粗目雪」と書かれることが多いでしょう。

春季、降り積もった雪が昼になると溶けて、夜にはまた凍結することを繰り返して粗い目になった雪のことを「双目雪」と呼びます。

「双目雪」は、ヒントにも示したよう、「双目糖(ざらめとう)」という目の粗い砂糖に由来した呼び名だと言えるでしょう。

ABOUT ME
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ライターの眠兎(みんと)と申します。 ひょんな思い付きから漢字検定2級を取得し、それ以来漢字の魅力に取りつかれてしまいました。 まだまだ知らない漢字がたくさんある私ですが、記事を書きながら楽しく勉強していきたいと思っています!