今回の難読漢字は「拐す」「齧る」「拗れる」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
目次
1問目はこの漢字から!「拐す」
人知れずどこかに連れ去ってしまうことを「誘拐」といいますが、すごい恐いですよね。
ニュースでも必ず取り上げられる重大犯罪の一つで絶対にしてはいけないものの一つですが、今回の難読漢字は「拐かす」です。
「誘拐」の2文字目ということで、どちらかというと意味も同じようなものだと想像できますね。
あまり良い言葉ではないので読めなくても大丈夫ですが、漢字マスターとしては知っていたいところですね。
「拐かす」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇かす」の5文字です。
ヒント② 意味は「誘拐」そのものです。
ヒント③ 最初の文字は「か」です。
「拐かす」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「かどわかす」です!
「拐す」とは、「人をだまし、または力ずくで他へ連れ去る」ということで、「誘拐」と意味は同じですね。
ただ、「誘拐」が「力づくでなんとしても連れ去る」という犯罪行為そのものなのに対し、「拐かす」には「言葉で篭絡(ろうらく)させて」というニュアンスが含まれています。
そのため、気になる女性に対して口説き落として、いわゆる「お持ち帰り」をしたときも「拐かす」を使ったりします。
でも、口説かれたとしても、この言葉が当てはまる以上、口説き落とした相手はあまりいい男とは言えませんね・・・。
2問目はこの漢字!「齧る」
「齧る」と書いて、なんと読むか分かりますか?
生活の中でも結構使われている言葉ですが、あまり漢字で書くことはないかも知れません。
私は齧るという言葉を見ると、すぐに智恵子抄の「レモン哀歌」が思い浮かびます。
人によって変わりますが、「齧る」という言葉にそれぞれ思い入れがあるのではないでしょうか?
さて、「齧る」と書いてなんと読むでしょうか?
「齧る」読み方のヒントは?
意味としては、固い物を歯で嚙みとる、物事の一部分を学ぶ、知る。という事です。
リンゴを齧る、レモンを齧る、動物が木を齧る、など食べ物に対して使ったり、
聞き齧った知識をペラペラと話してしまい恥をかいたなんてことも。
「幼少時代に武道を齧った」「大学時代フランス語を齧った」など、武勇伝的な使い方もできます。
「齧る」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇る」です!
さあ、もうわかりましたか?
「齧る」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「かじる」
です!
レモンを丸ごと齧る事に憧れがあるものの、今だ実践できていません。
ぜひ、覚えておきましょう。
最後はこの漢字!「拗れる」
「拗れる」と書いて、なんと読むか分かりますか?
人間関係でよく使われる言葉です。
絶対に使ったことがある、聞いたことのある言葉だと思います。
何事もスムーズに行けば楽に生きられるのですが、なかなか難しいですね!
さて、「拗れる」と書いてなんと読むでしょうか?
「拗れる」読み方のヒントは?
「拗れる」の意味は、物事がもつれて、うまく進まなくなるという事です。
他にも病気が長引くことを「拗れる」といいます。
風邪を引いた時、すぐに治さず放置していると「風邪を拗らせ」て酷い事になります。
人間関係も、臭い物に蓋をしているばかりだと「人間関係が拗れる」事に。
人間関係を拗らせるよりも、はるかに多いのが「恋愛関係が拗れる」ことでしょう。
さて、拗らせたことはありますでしょうか?
「拗れる」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇れる」です。
さあ、もうわかりましたか?
「拗れる」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「こじれる」
です!
拗らせる前に対処していくことが一番です!
ぜひ、覚えておきましょう。