今回の難読漢字は「辿る」「雑じる」「諄い」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
目次
1問目はこの漢字から!「辿る」
「〇〇る」という言葉は他にもあるので、ついつい「めぐる」と読んでしまったそこのあなた、不正解です!
「辿る」の漢字も「山」がついていて、なんだか山を彷徨っている様子が出てくるのも間違いを誘発している気がしますwww
ちなみに、ぐるぐる回ることは「めぐる」で、「巡る」または「廻る」と書きます。
では「辿る」は??
正解に「辿り」つくのはまだ先かも!?
「辿る」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇る」の3文字です。
ヒント② 険しい山を登るときの言葉です。
ヒント③ 目標に向かって進むことを表します。
「辿る」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「たどる」です!
「辿る」とは、「ある目標や道筋に沿って、目指すべき方向に進むこと」を表す言葉です。
漢字に「山」がついていることから分かるとおり、「歩きにくい道や険しい道を進む」という意味もあります。
また、「廻る(めぐる)」と混同しやすい言葉でもありますが、それは「〇〇る」という語感の響きだけでなく「あっちこっちに行って迷っている」様子を表す、話が平行線を「辿る」という使われ方もするからだと思います。
迷っても躓いても、光の先へ「辿り」ましょう!
2問目はこの漢字!「雑じる」
「雑じる」の読み方をご存じでしょうか?
「雑」は「ざつ」と読みますが「ざつじる」と読むのは間違いです。
「雑煮(ぞうに)」という言葉もありますが「ぞうじる」も間違いですよ。
さて、あなたには正しく読むことができますか?
「雑じる」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇じる」の3文字です。
- ある種の物の中に違った種の物が入り込むことを言います。
- 工場での生産過程で異物が雑じる。
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「雑じる」の読み方!正解は!
正解は「まじる」です!
意味は、ヒントでも示したように、異物が入り込むことを「まじる」と言います。
しかし「まじる」という言葉を漢字に直すと「雑じる」の他にも「混じる」や「交じる」があり、どれを使えばよいのかわかりにくいですね。
下はそれぞれの意味の違いを簡単に示したものです。
- 混じる:混ざりあって区別がつかなくなる(例 赤と黄の絵具を混ぜるとオレンジ色になった)
- 交じる:異種の物が入っているが区別がつく(例 大人に交じって子供も遊んでいる)
- 雑じる:異種の物が入ることで純粋でなくなる(例 異なる犬種が雑じって雑種になった)
ただし「雑じる」は常用外であるため、一般的には「混じる」と表記することが多いようです。
最後はこの漢字!「諄い」
「諄い」と書いて、なんと読むか分かりますか?
ほどんどが平仮名表記になっているけれど、絶対に聞いたことがあるし、自分でも使った事があると思います。
家ではお母さんが、学校では先生が、仕事では上司が大切な事を言ってくれていますが、言われる方からしたら「諄い」と思う事も。
さて、「諄い」と書いてなんと読むでしょうか?
「諄い」読み方のヒントは?
同じことを何度も何度も繰り返し言われると、聞き流せる時はいいけど、少しでも心に余裕がないとイライラしてきますよね。
他にも味付けが複雑すぎて「味が諄い」と言ったり、
ごちゃごちゃとした絵を見て「諄い絵」と言ったり。
濃厚すぎるよりも、シンプルで分かりやすいものが好まれます。
そしてこだわりがありすぎて、人に押し付けるのは嫌われます。
男子が女子の事を嫌になるのは、何度も何度も同じようなことを注意してくる「諄い」所だったりします。
「諄い」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇い」です!
さて、もうわかりましたか?
「諄い」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「くどい」
です!
細かすぎる人もなかなかに「諄い」です。
ぜひ、覚えておきましょう。