今日の難読漢字クイズは…
「金銀蓮花」「克利奥佩特剌」「海松食貝」
なかなか難しいですよ!
目次
1個目の漢字はこれ!「金銀蓮花」
今回の難読漢字クイズは「金銀蓮花」!
「きんぎんれんか」でも正解ですが、それ以外の読み方を知っていますか?
では、早速ヒントを見てみましょう。
「金銀蓮花」の読み方のヒントは?
1.「金銀蓮花」をひらがなにすると4文字になります。
2.池や沼に自生する水生植物です。
3.「金銀蓮花」の花言葉は、純情・心の純潔・信頼です。
正解は…
正解は「ががぶた」でした!
「鏡蓋」と書いても正解です。
池や沼の水上に睡蓮のような葉っぱを広げて、夏になると小さな白い花を咲かせます。
「金銀蓮花」の花の特徴は、真ん中が鮮やかな黄色で、白い花びらが5つ。
そして花びらに毛がはえていること!
もじゃもじゃした不思議な花ですが、実は丈夫で育てやすい植物として知られています。
たった1枚の葉を水に浮かべるだけで、殖芽が伸びて繁殖します。
「金銀蓮花」の花は一日花です。
一日花とは、次々に咲くけれど、ひとつの花が一日でしぼんでしまうものをいいます。
英語では「スノーフレーク」、雪の結晶と呼ばれますよ。
「金銀蓮花」は食べられる?
台湾には「金銀蓮花」の仲間である「水蓮菜」という植物があります。
日本のものに比べると少し大ぶりで、茎の部分を炒めて食べるのだそう。
2個目の漢字はこれ!「克利奥佩特剌」
「克利奥佩特剌」を何と読みますか?
世界的に超有名なあの女性です。
美しい上に、かなり聡明な人物だったそう…。
「克利奥佩特剌」の読み方のヒントは?
1.「克利奥佩特剌」をひらがなにすると6文字になります。
2.「克利奥佩特剌」が生まれたのは紀元前70年。
3.『克利奥佩特剌の鼻。もしもそれがもっと低かったら、大地の全表面が変わっていただろう。』パスカル「パンセ」より引用
正解は…
正解は「クレオパトラ」でした!
エジプトの最後の女王ですね。
正式な名前は「克利奥佩特剌7世フィロパトル」。
「克利奥佩特剌」は、ギリシャ語で「父親の栄光」という意味です。
エリザベス・テイラーが演じた1963年の映画が名作として知られていますね。
「克利奥佩特剌」は、ローマの将軍ユリウス・カエサル、カエサルと対立していた武将マルクス・アントニウスを次々と魅了した絶世の美女です。
権力者を手玉に取る策略家のイメージが強いですが、4人の子を命がけで守る母親でもあり、9ヵ国語を操る才女でもありました。
また、素晴らしい美声の持ち主で演説も上手だったそうです。
なぶり殺しにされることを嫌い、自らをコブラに咬ませるという壮絶な最期を選んだ「克利奥佩特剌」の遺体は、今も見つかっていません。
3個目の漢字はこれ!「海松食貝」
「海松食貝」を何と読みますか?
海に関係ありそうですが…
早速ヒントを見てみましょう!
「海松食貝」の読み方のヒントは?
1.「海松食貝」をひらがなにすると6文字になります。
2.歯ごたえがあり、ほのかに甘くておいしいです!
3.『海松食(みるくい)の刺身を奢る下ごころ』松田ひろむ
正解は…
正解は「みるくいがい」でした。
「松食貝」と書いても正解! 俳句では冬の季語です。
「海松食貝」は、内湾の浅い泥底に住むマルスダレガイ目バカガイ科の二枚貝。
小さな殻から太い水管がはみ出しており、水管には海藻ミル(海藻)などが着生している非常に不思議な形状をしています。
「海松食貝(みるくいがい)」の語源は、まるで貝がミルを食べているように見えるから。
水管の部分は寿司種として人気がありますが、天ぷら、バター炒め、みそ汁の具、煮付けなどもおいしくいただけます。
最盛期は秋と春ですが、冬から春にかけてが旬とされています。
「海松食貝」は何色?
「海松食貝」は高級なので、キヌマトガイ科のナミガイで代用されることが多いです。
見分け方は色!
「海松食貝」は貝殻も水管も黒く、本ミル、黒ミルと呼ばれます。
一方、ナミガイは白いので白ミルと呼ばれます