「夜糞峰榛」を何と読みますか?
実は植物の名前です!
どうして、こんなひどい名前になったのでしょう…
「夜糞峰榛」の読み方のヒントは?
1.「夜糞峰榛」をひらがなにすると7文字になります。
2.肩こりがひどい人に縁がある匂いです。
3.『天網恢恢よぐそみねばり花つけよ』夏井いつき
正解は…
正解は「よぐそみねばり」です!
「夜糞峰榛」は、山地に自生するカバノキ科の落葉高木。
別名アズサ、オオバミネバリ、ミズメザクラとも呼ばれますが、桜ではありません。
神社の神事に用いられる弓の材料、家具などに使われます。
俳句では春の季語とされています。
「夜糞峰榛」という名前の由来は、冬緑油(とうりょくゆ)に似た匂いがするから。
冬緑油の匂いはサロメチール、つまり湿布の匂いです。
たしかに好き嫌いが分かれる匂いかもしれませんが、「夜糞峰榛」という名前はちょっと気の毒ですね…
「夜糞峰榛」は何に効く?
サロメチールが多く含まれている「夜糞峰榛」には湿布と同じ効果が期待できるため、昔の木こりは木の皮を剥ぎ、肩や腰に直接貼っていたといいます。
また、精油はミズメザクラのアロマとして有名で、筋肉の炎症や痛みを和らげ、神経をリラックスさせると考えられています。