今日の難読漢字は
「小舌」
「顋」
「眸」
以上、3問です!
さあ、挑戦してみてください。
目次
1つ目は「小舌」
「小舌」って何て読むかわかりますが?
実は、「小舌」は意味で読み方が変わる漢字です。
(こじた)
(しょうぜつ)とも読めます。
この場合は、「舌の根っこの部分が腫れて別に舌のようなものができる病気」を意味します。
今回は、もう一つ別の読み方を当ててください。
「小舌」は一体何と読むのでしょうか?
「小舌」の読み方のヒントは?
意味は「のどちんこ」です。
ひらがな2文字で考えてください。
”〇〇”
さあ、何と読むか分かりましたか?
「小舌」の読み方、正解は……
正解は……
「ひこ」
です!
「舌」をもっている哺乳類はたくさんいますが、「のどちんこ」はにしかないって知ってますか?
のどちんこは人間にとって大切な働きをしています。
どんな働きかというと、食べ物を飲み込むときに鼻の方に上がってしまうのを防ぐ役割です。
しかし、のどちんこを切ってしまっても普通に生活することができます。
もし、のどちんこが肥大したせいで睡眠時無呼吸症候群などを引き起こし、人体に悪影響を与えている場合は切除している人もいるようです。
人体にとって必要不可欠なものというわけではないようですね。
2つ目は「顋」
「顋」って何て読むかわかりますか?
人間の体の一部の名称です。
人間だと、顏の一部を表しています。
「顋」は一体何と読むのでしょうか?
「顋」の読み方のヒントは?
人間は肺呼吸ですが、魚は〇〇呼吸ですよね!
この”〇〇”に当てはまるものを答えてください。
さあ、何と読むか分かりましたか?
「顋」の読み方、正解は……
正解は……
「えら」
です!
「あぎと」「あご」とも読みます。
魚はエラ呼吸ができるので、水中で呼吸することができます。
肺呼吸とエラ呼吸の違いは何でしょうか?
呼吸とは酸素を取り入れて二酸化炭素を排出することをいいます。
人間は空気中から酸素を取り入れていますが、魚は水中から酸素を取り入れているのです。
魚は口から水を取り込み、顋を通して水を排出し呼吸しています。
水の中で生活できる魚は、地上では酸素を取り込むことができないため地上で生きていくことができません。
しかし、魚の中には肺呼吸できる魚もいます。
ハイギョ(肺魚)と呼ばれています。
肺呼吸ができますので、地上でも生きていくことができます。
ペットショップで入手することができますので、興味があれば飼育してみてはいかがでしょうか。
3つ目は「眸」
「眸」って何て読むかわかりますか?
(む)と読んだり、
(ぼう)とも読めますが、
すぐに何かを想像することができませんよね。
この読み方をすると、何を表しているのかすぐにわかります。
「眸」は一体何と読むのでしょうか?
「眸」の読み方のヒントは?
目に関係しています。
目にはまぶたやまつげの他に、白い部分と黒い部分がありますよね。
その、黒い部分を表しています。
さあ、何と読むか分かりましたか?
「眸」の読み方、正解は……
正解は……
「ひとみ」
です!
同じく(ひとみ)と読む漢字に「瞳」があります。
ほとんど同じ意味ですが、微妙に違います。
「瞳」は瞳孔そのものを表し、
「君の瞳に恋してる」
「美しい瞳に吸い込まれそうだ」
など、黒目を表すときに使います。
対して「眸」は、
「まぶたを見開いて見ている」
「大きく見開いた目玉」
などの意味を含んでおり、黒目だけでなく、白目も含んだ目玉を表す漢字です。
「眸」を使った四字熟語に「明眸皓歯」(めいぼうこうし)がありますが、
意味は「ぱっちりと開いた大きな目と真っ白のきれいな歯」を意味しています。
玄宗皇帝に愛された楊貴妃の美しさを表すためにできた熟語です。
昔から、大きな目と白い歯は美人の象徴だったようですね!
最後までお読みいただきありがとうございました。