漢字読み講座

「褞袍」ってなんて読む? なんと(うどん)ではないのです!

「褞袍」と書いて、なんと読むか分かりますか?

なんと(うどん)ではないのです!

さあ、なんと読むでしょう?

「褞袍」読み方のヒントは?

ヒントは全体で3文字、「〇〇〇」となります。

ある衣服の名前で、寒い冬の時期には欠かせない!という方も多いですね。

何か思い当たるものはあるでしょうか?

「褞袍」読み方のもうひとつのヒントは?

最初の一文字目は「ど」です。

昔はそのまま「おんぼう」や「わんぼう」とも呼ばれていたそうですが、 今ではこちらの名前を聞くことが多いでしょう。

これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?

「褞袍」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

「どてら」

です!

褞袍(どてら)は、厚く綿を入れた防寒用の日本式の上着です。

一昔前の受験生は、これを着て日夜勉強に励んでいた…というイメージがありますね。

どてらは「丹前」や「半纏(はんてん)」とも同じだったり、実はちょっと違うものだったりするようで、 なかなかややこしかったりします。

綿入りの丹前=どてら、腰まである長いものが半纏、といった説もあるようですが、 あまり明確・厳格に分けているわけではなさそうです。

寒い冬は、ストーブをつけてどてらを羽織ってこたつに入り、みかんを食べてのんびりと過ごしたいものですね。