「障泥」は、道具の1つです。
さらに、生き物の名前にも使われている漢字です。
道具と生き物、全く関係なさそうですが、知れば納得ですよ!
さっそく見ていきましょう。
「障泥」の読み方のヒントは・・・?
それでは、どんな道具なのかをヒントにします。
「障泥」は、馬具の1つです。
「泥」とつく通り、泥をよけるために馬につけるものです。
馬の背中に載せて人が座る「鞍(くら)」の下、馬の横腹のあたりにつけて泥除けにするのが「触泥」です。
読み方はひらがなで「あ〇〇」の3文字ですよ。
知っている人はいますか・・・?
「触泥」の読み方の答えは・・・
正解は、「あおり」でした!
「障泥(あおり)」は馬具の1つですが、生き物の名前にも使われます。
そうです!
「あおりいか」は、漢字で「障泥烏賊」と書くんです。
それではなぜイカに馬具の名前が付いたのでしょう?
それはずばり、馬具の「障泥(あおり)」に見た目が似ているイカだからです!
左右に緑色が買った幅広いひれが付いていて、これが馬具の「障泥(あおり)」の形によく似ているんです。
ちなみに馬具の「障泥(あおり)」、泥除けの役割があったものの装飾の意味合いが強くなり、天気の良い日でも付けられることが多いんですって!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。