「牢」を何と読みますか?
牢屋の「ロウ」ですが…
4文字でお答えください!
「牢」の読み方のヒントは?
1.「牢」と言えば…ヒツジやヤギのイメージ?
2.「牢」の類義語には「供犠」「捨て石」「スケープゴート」などがあります。
3.「秋になると山の神に牢を捧げる」のように使います。
4.「牢」をフランス語にすると「sacrifice」、ドイツ語では「opfern」になります。
正解は…
正解は「いけにえ」でした!
神への供物、神に捧げるものです。
一般的には「生贄」と書くことが多いですね。
「牢」の音読みは「ロウ」「ル」「リュウ」、訓読みは「いけにえ」「牢い(かたい)」「ひとや」、漢検準1級7画の漢字です。
「牢」は屋根の「うかんむり」と動物の「牛」の組み合わせ。
牛を飼う小屋をあらわす会意文字で、のちに罪人を閉じ込める牢屋を意味するようになりました。
西洋ではヒツジやヤギが「牢」になる話、日本では牛や馬を「牢」にする話が多く、日本書紀にも記されています。
西洋東洋問わず、昔は人間を「牢」にすることもありました。この場合、日本では「人身御供(ひとみごくう)」や「人柱(ひとばしら)」と呼ばれます。
心理学用語として使われる「スケープゴート」は、旧約聖書の「贖罪(しょくざい)のヤギ」が由来です。