「カステラ」や「ランドセル」、「アンケート」などなど・・・
海外から伝わった物や言葉は、カタカナ表記されるのが一般的です。
ただしカタカナで表記されるようになったのは、大正・昭和になってから。
それまでは漢字を当てて使われていたのです・
今回は、そんな漢字の1つを問題にしています。
「斯達林」、あなたは読めますか?
「斯達林」の読み方のヒントは・・・?
「斯達林」はずばり、海外の偉人の名前です。
ロシア革命の後に成立したソビエト社会主義共和国連邦において、レーニンに継ぐ2代目の最高指揮者となった人物です。
ソ連を工業大国にするべく「五か年計画」を打ち出す一方で、「大粛清」で反対するものを虐殺するという恐怖政治で人々を支配しました・・・
なかなかインパクトのある「斯達林」、誰か分かりましたか?
「斯達林」の読み方の答えは・・・
正解は、「スターリン」でした!
「斯」は「シ・ソ」、「達」は「タツ・ダチ」、「林」は「リン」と読むので、「シ・タツ・リン」が「スターリン」に近いからこの漢字が当てられたのでしょうね。
ちなみに「スターリン」という名前は本名ではなく、指導者として自分で名乗った名前なんですって!
本名は「ヨシフ・ヴィッサリオノヴィチ・ジュガシビリ」なんですよ。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。