「泡糖」の読み方をご存じですか?
ストレートに「あわとう」という読み方もありますが、他の読み方が使われることも多いです。
いったい何と読むのでしょうか?
「泡糖」の読み方のヒントはこちら
- 外国語を漢字であらわしています
- カタカナで書くと「カ○○○」の4文字
- 「カ○○焼き」とも呼ばれる駄菓子です
以上の2つのヒントから考えてみてください。
「泡糖」の読み方、正解は・・・
正解は
「カルメラ」
です!
ざらめ糖と水を煮詰めて泡立たせ、重曹を加えてふくらませ、固めた駄菓子のことです。
「カルメ焼き」とも呼ばれていて、祭りや縁日の屋台で実演販売されています。化学反応を利用しているため、理科の実験で作ったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
語源はポルトガル語の「甘いもの」(caramelo)から来ています。室町時代末期に伝来した「南蛮菓子」と呼ばれるお菓子の一種です。金平糖などと同じく伝来して日本に定着し、漢字があてられたようです。
砂糖が泡立つので「泡糖」と表現されていますが、他にもカルメラを表現する漢字が江戸時代の書物「和漢三才図会(当時の百科事典のようなもの)」で紹介されています。興味のある方は、どういう漢字なのか調べてみると面白いですよ。
屋台でカルメ焼きを見た時「泡糖」のことも思い出してくださいね。