本日の難読漢字クイズは…
「瑙魯」「列寧」「猪口齢糖」です。
全部読めたら自慢できますよ!
目次
1個目の漢字はこれ!「瑙魯」
「瑙魯」を何と読みますか?
実はひそかに人気があるんです!
最初の漢字は瑪瑙(メノウ)の「ノウ」ですが…
「瑙魯」の読み方のヒントは?
1.「瑙魯」をひらがなにすると3文字になります。
2.SNSで定期的にバズってます!
3.「瑙魯」は世界で3番目に小さい国です。
正解は…
正解は「ナウル」でした!
正式名称はナウル共和国、太平洋南西部のナウル島を領土としています。
総人口は1万人前後。バチカン、モナコに次いで世界3番目に小さな国です。
どれくらい小さいかというと、「瑙魯」の国土面積は21平方キロメートル、日本の国土は37万7922平方キロメートルです。
「瑙魯」の伝統的な産業は漁業とヤシ、タコノキの栽培でしたが、1907年以降はリン鉱石の採掘で「世界で最も裕福な国」になりました。
しかし、1990年以降はリン鉱石が枯渇して、一時は経済破綻状態に陥りました。
現在は、2次採掘の開始によって多少持ち直しているようです。
SNSの申し子「瑙魯」
2020年10月1日、「瑙魯」の政府観光局によって日本語のTwitter公式アカウントが開設されました。
「中の人」によるユニークな呟きが話題となり、1週間でフォロワー2万人を突破!2024年3月のフォロワーは44.6万人、すごいですね。
2個目の漢字はこれ!「列寧」
次の問題は「列寧」です。
世界的にとても有名な人物ですから、
名前くらいは聞いたことあるはず!
「列寧」の読み方のヒントは?
1.「列寧」をひらがなにすると「〇ー〇〇」になります。
2.「列寧」のフルネームをひらがなにすると14文字になります。
3.生まれたのは1870年!
正解は…
正解は「レーニン」でした!
冷たくて残酷という意味で「冷忍」と書かれることもありました。
「列寧」の本名は「ウラジーミル・イリイチ・ウリヤノフ」
有名なロシアの革命家、旧ソ連の初代指導者です。
社会主義国家「ソビエト社会主義共和国連邦」を作りました。
中学校の歴史の教科書に載っていたはずです。
若者は詳しく知らないかもしれませんが、おじいちゃんおばあちゃんが団塊の世代だったり学生運動をしていたなら、きっと「列寧」を知っていますよ。
現在ロシアの大統領を務めるのはウラジーミル・ウラジーミロヴィチ・プーチン。
プーチンの父方の祖父は「列寧」の料理人で、そして次の指導者ヨシフ・ヴィッサリオノヴィチ・スターリンの料理人も務めたといいます。
「列寧」の死因は度重なる脳卒中とされていますが、スターリンが毒殺したという説もあります。歴史は複雑に絡み合っていますね!
3個目の漢字はこれ!「猪口齢糖」
「猪口齢糖」を何と読みますか?
「いのくちれいとう」ではありません。
きっと、あなたも好きなものです。
「猪口齢糖」の読み方のヒントは?
1.「猪口齢糖」をひらがなにすると「〇ょ〇〇ー〇」になります。
2.「猪口齢糖」をフィンランド語にすると「suklaa」、インドネシア語では「cokelat」になります。
3.日本に「猪口齢糖」が登場したのは18世紀です。
正解は…
正解は「チョコレート」でした!
チョコレートのルーツは、紀元前のメキシコに伝わっていたカカオをすりつぶしたドロドロの飲み物です。
権力者だけに許された貴重なドリンクとされていましたが、固形になったのが1847年、固形にミルクを加えてまろやかで甘いチョコレートという菓子になったのが1876年とされています。
日本に「猪口齢糖」が伝わったのは江戸時代、明治11年(1878年)に国産の「猪口齢糖」が誕生しました。
その後、大正時代を経て昭和時代に大衆化しました。
「猪口齢糖」以外の漢字表記は?
「猪口齢糖」は「チョコレート」ですが、他にもたくさんの漢字表記があります。
貯古齢糖・猪口令糖・査古律・千代古令糖・知古棘
全部「チョコレート」と読みます!
ちなみに、血汚齢糖と書かれた時代もありますが、これは「牛の血を固めて作ったもの」という誤解によります。