今回の難読漢字は「木賊」「為人」「灼熱」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
目次
1問目はこの漢字から!「木賊」
「木賊」って何て読むか分かりますか?
(きぞく)ではありません。
(もくぞく)と読むこともありますが、(もくぞく)は漢名(主に動植物の中国での名称)です。
一般的な和名をお答えください。
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「木賊」の読み方のヒントは?
ヒント① 植物の名前です。
ヒント② ひらがな3文字です。”〇〇〇”
ヒント③ 常緑性のシダ植物で、つくしの仲間です。
ヒント④ 日本庭園などでよく見かけます。
ヒント⑤ 花も葉っぱもなく、茎だけの植物です。
何と読むかわかりましたか?
「木賊」の読み方、正解は……
正解は……
「とくさ」
です!
「木賊」の花言葉は「非凡」「率直」などがあります。
「木賊」は「十草」「砥草」とも書きます。
「木賊」は表面がざらついていますので、昔は乾燥させてヤスリとして使ったり、歯みがきに使われていたようです。
昔は「金を「木賊」で磨くとピカピカになる」と言われ、縁起のいいものとされていました。
今でも、縦じまが特徴的な「十草柄」は金運を招いてくれる縁起のいい絵柄として食器などに使われています。
最後までお読みいただきありがとうございました!
2問目はこの漢字!「為人」
「為人」
これ、何と読むかわかりますか?
「ためひと」や「ためにん」と読んでしまいたくなりますが、
残念ながら不正解なんです。
さあ、あなたは何と読みましたか?
「為人」読み方のヒント!
「為人」は、ちょっと変わった読み方をする漢字です。
というのも「ひと」から読み始めるんです!!
「ひと〇〇〇」と読むのですが、〇に当てはまる言葉はなんでしょうか?
さて、読めたでしょうか?
「為人」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「ひととなり」
です!
「為人」とは、
「そのひとの生まれつきの性質」や「人柄」という意味。
「為人が見えるような写真だね」
「誰からも愛される彼の為人」
など、日常でも使われる言葉です。
勘の良い方ならお分かりかもしれませんが、
もともと漢語が由来の言葉です。
漢語で「為人(イジン)」は、
「人としてあるべき姿」「人たること」という
「人としての理想的なあり方」を表す言葉なのだそう。
その漢語が由来となっているため、
「為人」の言葉はポジティブな意味合いで使われます。
たしかに「為人が悪い」という言葉には違和感がありますよね。
日常でも使いやすく、褒め言葉として活用できる「為人」。
使い方まで覚えて、スマートに読めるようになりましょう!
最後はこの漢字!「灼熱」
「灼熱」と書いて、なんと読むか分かりますか?
自然現象にも、人の気持ちにも使います。
聞いたこともあると思いますし、映画や本のタイトルにもよく使われています。
それ位極端に激しい様子を表せている言葉です。
さて、「灼熱」と書いてなんと読むでしょうか?
「灼熱」読み方のヒントは?
「灼熱」とは、焼け付くように熱いこと、物事の勢いが激しい、または熱中している事を指します。
「灼熱の太陽」「灼熱の夏」「灼熱の溶岩」など、自然現象の様子として表せたり、
「灼熱地獄」「灼熱の恋」などと気持ちの最高潮を表せたりします。
どちらも最高に激しい様子を表せられる言葉として使われています。
一度くらいは自分でも使った事があるのではないでしょうか?
「灼熱」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇〇」です。
さて、もうわかりましたか?
「灼熱」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「しゃくねつ」
です!
ぜひ、覚えておきましょう。