今回の難読漢字は「雲孫」「手懐ける」「雲母坂」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
目次
1問目はこの漢字から!「雲孫」
今日も難読漢字クイズにチャレンジ!
「雲孫」この言葉、初めて見る人が多いのでは?
ヒントを確認してみましょう。
「雲孫」の読み方のヒントは?
1.もし「雲孫」に出会えたら、人生思い残すことはないでしょう。
2.「雲孫」をひらがなにすると4文字です。
3.「つるのこ」とも呼ばれます。
正解は…
正解は「うんそん」でした!
ひねらず、素直に読めばよかったのですね…
ただ、問題は「雲孫」の意味です。
「雲孫」の意味は、「雲のように遠く隔たっている子孫」!
具体的には、自分をゼロとして8代目にあたる子孫が「雲孫」です。
「子」から「雲孫」まで
一代目を「子」、二代目を「孫」とします。
三代目の「ひ孫」は、「曽孫/曾孫(そうそん)」といいます。
四代目の「やしゃ子」は、「玄孫(げんそん)」です。
五代目が「来孫(らいそん)」・六代目が「昆孫(こんそん)」、七代目が「仍孫(じょうそん)」。
そして八代目が「雲孫」です!
「雲孫」の定義
「雲孫」は、実子か養子かは問われません。
法律用語では「8親等の直系血族」と呼ばれます。
ただし、民法上の親族は「6親等内の血族」なので「雲孫」は親族にあたりません。
ただし、「直系血族」に変わりないため、「雲孫」と婚姻することはできません。
2問目はこの漢字!「手懐ける」
「手懐ける」と書いて、なんと読むか分かりますか?
「手」と「懐かしい」で「手懐ける」と書き、耳で聞けばなじみのある言葉だと思います。
動物を手懐けることができれば、満足感は大きいですね!
しかし、人間でもやってのける人がいます。
なんのために手懐けるかといえば、きっと自分のためなのでしょうが、うっかり懐いてしまいます。
さて、「手懐ける」と書いて、なんと読むでしょうか?
「手懐ける」読み方のヒントは?
根気よく、話を聞いてやったり、面倒を見たりして心を開かせて、いつの間にか自分の味方に引き入れてしまう事を「手懐ける」といいます。
自分にとって何かしらのメリットがあるからこその、執拗な誑し込み(たらしこみ)なのでしょうが、手懐けられた方はあまり気分のいいものではありません。
他にも、野良猫などの動物がなつくようにすることも「手懐ける」といいます。
「手懐ける」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇ける」です。
今回はちょっと簡単でしたか?
「手懐ける」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「てなずける」
です!
計算高い人でないと、手懐けるのはちょっと難しいかも。
ぜひ、覚えておきましょう。
最後はこの漢字!「雲母坂」
「雲母坂」
これ、何と読むかわかりますか?
知らない人にとっては見慣れない・聞きなれない言葉ですが、
iPhoneやMacを使っている方は見かけたことがあるかも。
さあ、あなたは何と読みましたか?
「雲母坂」読み方のヒント!
「雲母坂」は、とある道の名前です。
「雲母」だけだと鉱物の名前として有名ですが、
その場合の読み方は「うんも」。
今回の読み方とは異なります!
音の響きだけでいうと、とってもファンシーな読み方です。
さて、あなたは何と読みましたか?
「雲母坂」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「きららざか」
です!
「雲母坂」は、
「京都にある修学院離宮の脇から比叡山の山頂に至る古道」の坂の名前!
京都から見ると、この坂から雲が生じるように見えることから名前がついたのだとか。
狭く急な道なので、現在はあまり使われていないそうです。
ところで、なぜiPhoneやMacユーザーにはお馴染みなのかというと、
ユーザー辞書にサンプルとして登録されている言葉だからなんです。
予測変換で唐突に「雲母坂」と出てきて、困惑した覚えがある方がいるかも。
ぜひユーザー辞書を一度見てみてくださいね。
変わった読み方&変わった知られ方をしている「雲母坂」。
これを機にスマートに読めるようになりましょう!