今日の難解漢字は
「僕」
「駝鳥」
「群がる」
「彩る」
「充填」
です!
どれもなんとなく読めそうな漢字ばかりですが、
なんと読むか分かりますか?
目次
- 1 1つ目の漢字は「僕」です!
- 2 「僕」の読み方のヒントは?
- 3 正解は…
- 4 「やつがれ」の由来
- 5 2つ目の漢字は「駝鳥」です!
- 6 「駝鳥」の読み方のヒントはこちら
- 7 「駝鳥」の読み方!正解は!?
- 8 3つ目の漢字は「群がる」です!
- 9 「群がる」読み方のヒントは?
- 10 「群がる」読み方のもうひとつのヒントは?
- 11 「群がる」の読み方、正解は・・・
- 12 4つ目の漢字は「彩る」です!
- 13 「彩る」読み方のもうひとつのヒントは?
- 14 「彩る」読み方のもうひとつのヒントは?
- 15 「彩る」の読み方、正解は・・・
- 16 5つ目の漢字は「充填」です!
- 17 「充填」読み方のヒントは?
- 18 「充填」読み方のもうひとつのヒントは?
- 19 「充填」の読み方、正解は・・・
- 20 まとめ
1つ目の漢字は「僕」です!
今回はお馴染みの漢字「僕」の読み方です!
普通は「ぼく」と読みますが…
他にも意外な読み方があるんです。
「僕」の読み方のヒントは?
1.「僕」をひらがなにすると4文字になります。
2.純文学が好きな人は読めるかもしれません。
3.『大王、僕不憫と思召さば、わがために仇を返してたべ。』巌谷小波「こがね丸」より引用
正解は…
正解は「やつがれ」でした!
「僕(ぼく)」と同様に自称(一人称)です。
本来は自分をへりくだっていう男女共通の言葉でしたが、近代史以降はやや改まった場で用いる男性の言葉となりました。
似たようなニュアンスの一人称は他に、拙者(せっしゃ)・私め(わたくしめ)・下命(かめい)・当方(とうほう)・小生(しょうせい)・手前(てまえ)など。
反対のニュアンスの一人称には、俺様(おれさま)・吾輩(わがはい)・朕(ちん)などがあります。
日本語って一人称が多いですね!
「やつがれ」の由来
「僕」の音読みは「ボク」、訓読みは「やつがれ」「しもべ」。
「やつがれ」のルーツは「奴吾(やつこあれ)」だとされています。
「やっこさん、やりやがったな」のように人を卑しめていう「奴(やつこ)」と、自分自身を指す「吾(あれ)」が組み合わさった言葉です。
2つ目の漢字は「駝鳥」です!
「駝鳥」の読み方をご存じでしょうか?
「馬」と「鳥」で「ばどり」と読むのは、もちろん間違いです。
馬偏に「它」という字がついていますよ。
さて、あなたには正しく読むことができますか?
「駝鳥」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字
- 鳥類では最速で走ることができます
- 鳥類で最大の大きさです
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「駝鳥」の読み方!正解は!?
正解は「ダチョウ」です!
普段はカタカナで書くことが多いのですが、漢字表記も知っている方が意外に多かったかも知れません。
「駝鳥(ダチョウ)」と「駱駝(ラクダ)」の「駝(ダ)」は同じ漢字を使います。
これは、ダチョウの姿がラクダに似ているからだそうですよ。
北アフリカの砂漠に多く生息するダチョウは、大きさが2メートル以上といいますから、近くで見たら圧倒されそうですね。
ダチョウは足が発達していて、なんと時速70キロメートルで走ることができます。
3つ目の漢字は「群がる」です!
「群がる」と書いて、なんと読むか分かりますか?
「群衆」の(ぐん)ですが、もちろん(ぐんがる)ではありません。
群れるという意味で合っています!
さて、「群がる」と書いてなんと読むでしょうか?
「群がる」読み方のヒントは?
「群がる」は、多くの人や物が、その場所のあたりに集まる様子や、群れを成す様子のことです。
沢山のものが一点に集まる様子を「群がる」といいます。
鯉の沢山居る池にエサを放り込んだら「鯉が餌に群がる」
芸能人が出てくれば「人が群がる」
夜中のコンビニに「虫が群がる」
など、使われることが多い言葉なので読める人も多いのではないでしょうか?
一度小さな群がりができれば、更に群がりが増えて行くという現象もありますね。
「群がる」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇がる」です。
さて、もうわかりましたか?
「群がる」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「むらがる」
です!
特価のセールに人が群がる時は、目の前の物しか見てませんよね。
ちょっと危ないので気を付けましょう。
4つ目の漢字は「彩る」です!
「彩る」と書いて、なんと読むか分かりますか?
もちろん(さいる)ではありません。
気の利いたレストランやカフェなどだと、絶対というほど花が活けられていたりしますよね。
「食卓を彩る」といった意味でも、色とりどりの花があると心も華やぎます。
さて、「彩る」と書いてなんと読むでしょうか?
「彩る」読み方のもうひとつのヒントは?
「彩る」とは、色をつける。彩色する。化粧をする。という意味があります。
先ほどの食卓もそうですが、華やかな花やランチマットなどがあれば、場が華やぎますし、食器もワンポイントや柄で随分と料理が引き立てられます。
他にも「夜空を彩る花火」や「ライトアップで彩られた夜景」など、無限のキャンパスを彩ったり、
顔に化粧をすることも、顔に色を付けて華やかにするという意味で彩ると使われます。
ざっくりといえば、色を付けて華やかにするということなので、女性が好んで使う言葉かもしれません。
「彩る」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇る」です。
さて、もうわかりましたか?
「彩る」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「いろどる」
です!
ぜひ、覚えておきましょう。
5つ目の漢字は「充填」です!
「充填」と書いて、なんと読むか分かりますか?
なんとなく「満タンにする」「いっぱいにする」「穴埋め」なんていうイメージで合っています!
満たすという意味ですが、満たす内容によって、実はちょっとづつ言葉が違うって知っていましたか?
さて、「充填」と書いてなんと読むでしょうか?
「充填」読み方のヒントは?
「充填」とは、欠けている所や空いている空間に物を詰めて塞ぐことです。
空の容器に詰めていく事などは「充填」です!
銃に弾を詰めることも「充填」です。
コンクリートの隙間をシーラントで埋めるのも「充填」です。
しかし、不足している物を補うのは「補充」なのです。
中身を補充するのが「充填」です!
ちなみに「補完」は不十分な部分を補って完全なものにすることです。
「充填」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇〇」です。
さて、もうわかりましたか?
「充填」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「じゅうてん」
です!
そう考えれば、「満タン」という言葉は、かなり幅広く使える言葉ですね!
ぜひ、覚えておきましょう。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!