お仕事や旅行、子供相手などで体力を使い果たしたゴールデンウイーク。そしてそこからの激務で五月病を感じている疲れた現代人は多いのではないでしょうか。
かく言う私もまだまだ疲れが抜けていないのですが、就寝前のちょっとしたストレッチ・ヨガを試みるようになってから眠りの質が上がったり、身体がスッキリするようになった気がします。最近実践しているお勧めのポーズをご紹介します!
目次
■一般人が始める『ヨガ』・『ストレッチ』で大事な事
慣れている人の、ビックリするような柔らかさに憧れてグイグイと勢いをつけて伸ばしたり無理に長時間やってしまい結果的に身体を痛めては意味がありません。
心地よいと感じられる所でキープし呼吸を整える事!息を止めてしまうと力が入り、結果として身体は硬直し伸ばす事が出来ません。慣れていないからこそ「頑張らない」意識が大切なのです。
①4秒で息を吸う
②6秒で息を吐く
➡意識しながら呼吸する事で自律神経を刺激し、副交感神経を働かせる。
なぜ就寝前がタイミングとして良いか?
健康的な生活をしている人のイメージで、朝陽がさす時間や場所でヨガをしている姿を想像しますが「何を求めているか?」でやり方も変わります。いかにもヨガやってます!といった環境でやるためには準備を整えねばならず、習慣化が難しい問題があります。
日々の疲れを解きほぐし、リラックスできる睡眠を求めるためにも自宅の布団で手軽にできるストレッチ・ヨガを取り入れる事がお勧めです。
■お勧め1.チャイルドポーズ
胎児のポーズ、ガス抜きのポーズなど呼び名は様々ですがとてもシンプルな形。
両ひざを抱きかかえるようにして丸くなる姿は母親のお腹に居た時の様な包まれる安心感があります。
自然と脚でお腹が圧迫されるため、腹式呼吸をする事となり呼吸を整えるのに最適なポーズとなっています。緊張していたり忙しいと呼吸が浅くなってしまうため、まずはこのポーズで呼吸を整える事から始めましょう。
■お勧め2.足を横に開く&ねじる
運動前の体操などで同様のポーズをしたことがある方も多いのではないでしょうか。仰向けで足を延ばし、反対の脚をまたぐように横に倒します。この時なるべく上半身は天井に向いたままで肩を浮かせないよう意識しましょう。
当然呼吸をしながら、ゆ~っくりと倒していくことで次第に肩が布団についたままパタリと足が倒せるようになるはずです。なるべく膝を伸ばした方が良いのでそこも意識しましょう。身体が柔らかくなることで血流改善、怪我をしにくい体つくりにも繋がります。
■お勧め3.屍のポーズ(シャバーサナ)
先日、某テレビ番組でも快眠の秘訣!として紹介されていたヨガのポーズです。身体の部位を手・肩・お尻・脚・足先・全身など細分化して行うのですが終わった後の開放感が貯まらない筋弛緩法と言われる手法です。
①「手」など部位を決めたら、4秒かけて息を吸いながら力を籠める
②6秒かけて息を吐きながら力を抜く
③深く息を吸って吐いたら次の部位でまた①②を繰り返す
④全身を終えたら、地面に沈み込むイメージでゆっくり息を整える
そのまま寝落ちする人も居る、と言われるほどリラックス効果が期待できるヨガですがこのまま寝てしまうと風邪をひく恐れがありますし、リラックスではなく気絶だから疲れすぎている、という説もあります。ヨガを終えたらしっかり布団に入り、眠りましょう。
■まとめ
ヨガやストレッチ、本格的にやろうとすると様々な効果が期待できますが長続きするためには「簡単」である事と、「気持ちいい」事が大切です。筆者は他にもいくつか取り入れていますが、まずはこの3つからでも試して頂ければ少しはスッキリとした睡眠を得られるはず。ぜひやってみてください!