今回のお題は「誂える」「凌霄花」「戦いた」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「誂える」
「誂える」と書いて、なんと読むか分かりますか?
スーツやシャツなど、自分の体形に合わせて作ってもらう事を「誂える」といいますね!
特に襟ぐりや袖口、袖の長さなど自分にジャストサイズになるので、オーダーメイドのスーツが好まれます。
ワイシャツなどはセミオーダーとして、襟ぐり、袖口などだけサイズが違うものも販売されています。
さて、「誂える」と書いてなんと読むでしょうか?
「誂える」読み方のヒントは?
「誂える」の意味は、依頼して思い通りのものを作ってもらうことです。
誂えた服は、その時にはジャストサイズなのですが、
どうしても年月と共に体系が変わってくると、着れなくなってしまいます。
なので太れないです。
体系を維持していきたい人には向いています。
スーツだけじゃなく、着物や浴衣も自分の体形に合わせて作る物は「誂える」といいます。
あと、料理に対しても使います。
好きな物だけ作ってもらうなんて、とても贅沢です。
最近ではあまり「誂える」事が無くなりましたね。
「誂える」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇える」です!
さて、もうわかりましたか?
「誂える」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「あつらえる」
です!
ぜひ、覚えておきましょう。
2問目はこの漢字!「凌霄花」
「凌霄花」
これなんて読むかわかりますか?
何となく花なのかな?と思わせるような字面ですが…
さあ、あなたは何と読みましたか?
「凌霄花」読み方のヒント!
「凌霄花」は、確かに植物の名前です!
ですが、植物に詳しくない方はあまり聞き馴染みがないかも?
しかもかなり難しい読み方です。
漢字は3つなのに、読むと7文字!
ヒントは「の〇〇〇〇〇ら」!
さて、読めたでしょうか?
「凌霄花」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「のうぜんかずら」
です!
「凌霄花」とは、
「ノウゼンカズラ科の落葉性のつる性の植物」です。
オレンジとピンクを混ぜたような鮮やかな色で、
華やかな花を咲かせます。
アーチやラティスなどに沿わせて、高く背を伸ばすのが特徴の植物なのですが、
それがこの漢字にも使われています。
「凌霄花」の漢字の「凌」には「しのぐ」、
「霄」には「そら」の意味があります。
つまりは「天を凌ぐほど高く背が伸びる花」ということ!
色や香りよりも、空に伸びていく成長の様子が漢字になっているのが
なかなかユニークですよね。
植物に詳しくない方は、馴染みがないかもしれないこの言葉。
ですが、すんなりと読めればとってもかっこいい漢字です!
教養の一つとしてスマートに読めるようになりましょう!
最後はこの漢字!「戦いた」
「戦いた」と書いて、なんと読むか分かりますか?
よくにた言葉に「戦慄く」(わななく)がありますが、微妙に意味も違います。
戦いというイメージでも合っている事は合っていますが、ちょっと違います。
さて、「戦いた」と書いてなんと読むでしょうか?
「戦いた」読み方のヒントは?
「戦いた」とは、恐れて震える。という意味です。
最近の言葉で言えば「ブルった」「鳥肌立った」という感じでしょうか?
「戦慄く」は、「わなわなした」「怒りで震えが止まらない」という感じでしょうか。
微妙なニュアンスですが、少し違いますよね。
「戦慄く」は「戦慄」と書くと(せんりつ)と読みます。
「戦慄」の方がなじみがあるかもしれません。
さて、「戦いた」の読み方はわかりましたでしょうか?
「戦いた」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇いた」です。
さて、もうわかりましたか?
「戦いた」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「おののいた」
です!
一度くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか?
ぜひ、覚えておきましょう。